東京文化財ウィーク 「宗福寺」を訪ねて | 八丈島観光協会blog

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毎年秋に行われている「東京文化財ウィーク」期間中は、ここ八丈島でも様々な催しが行われています。

今年は、お誘いをいただき大賀郷地区にある「宗福寺(そうふくじ)」を訪ねました。

ご本尊 阿弥陀如来像


宗福寺には、伝快慶作・大日如来、仏師民部作の木彫等、東京都指定有形文化財となっているものが多数あります。
戦国時代 豊臣政権五大老の一人 、宇喜多秀家の菩提寺であり、境内に慈運法印の墓があることでも知られています。



黄八丈阿弥陀名号軸
(黄八丈織りの高度な技術を伝える逸品です)


木造釈迦如来坐像
 

木造大日如来(胎蔵界)坐像 


宇喜多秀家公の位牌


秀家公の書き記した書

 
民部の作による木彫の数々
 
 
現在も10枚残されている木彫欄間には、その当時の流行の絵柄が彫られているということです。目を見張る秀逸な作品です。


事前にお問い合わせをいただきましたら、可能な限り住職がご案内・お話をしてくださいます。宇喜多秀家にまつわるお話や、明日葉についてなど、大変興味深いお話も聞く事ができます。
※急な見学希望には、対応できないこともありますので予めご了承ください。

また、現在でも岡山県から訪ねて来られる人が大変多いそうです。

八丈島に眠る大変貴重な文化財と共に、歴史を訪ねて歩いてみてはいかがでしょうか。


 

宗福寺
〒100-1401 東京都八丈島八丈町大賀郷2497
TEL:04996-2-0116