がん検診と二次検診の精度の違い
とてもタフな命題に対して、
連日、考えを整理して、
綴っております・・・
さて、昨日は、検査の視点のみでは、
「二次検診で、感度は上がってないかも?」
と僕の考えを述べました。
もう少し、違う説明で、わかりやすく。
ちょっと意地悪な質問を・・・・
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がん検診と二次検診
伴に検査を受けました。
どちらが、信頼がおけるでしょうか・・・・
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多くは、「二次検診」と答えるでしょう。
でも、本当でしょうか?
では、違う質問方法で。
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がん検診と二次検診
伴に超音波検査を受けました。
どちらの検査が信頼がおけるでしょうか・・・・
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どうでしょうか?
これでも、「二次検診」と答えるでしょうか?
「超音波検査」の腕前は、個人の能力です。
必ずしも、「一次検診、つまり、がん検診の検査担当者」の能力が落ちるとは限らないと思うんです。
がん検診(一次検診)は、
大きな「あみ」の役目です。
少しでも偽陰性(がん患者を見落とす確率)を低くするために、
陽性的中率は低くなる可能性はあります。
すなわち、「検査陽性者が、がんである確率は低くなる」。
この結果、「おおげさな!」「当たらないじゃん」との印象になるかも。
しかし、検査自体での感度(がん患者を検査異常する率)はそれほど変わらないと思います。
では、一次検診と二次検診の違いは?
僕の考えでは、
二次検診は、感度を上げる事に努める。
つまり、「適応があれば」、検査の追加などにて感度を上げる。
二次検診は「精密検査」との認識があるように、
「より精密な検査」を行い、
この感度を上げることを目的とします。
では、今回はどうだったでしょうか・・・・
「精密検査」を受けたつもりでしたが・・・・・・・
誤診なのか?
とか
生検は?
とかを議論する前に、この点が重要かとは、とは僕は思います。
つまり、
「感度を上げるための検査追加の適応はなかったか?」
「その場合に選択する検査方法は?」
つづく
幼稚園の車を待つジェシカ(*^^*)