こんにちは。りなぞうです。
今日は私がアルバイトしている六本木ヒルズ52階の東京シティービュー展望台内で行われている、素敵な展示のお知らせです。

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Peace みんな友だち【絵画展】
【開催期間】平成24年1月11日(水曜)から1月15日(日曜)

【展示時刻】
午前10時から午後11時(最終入館は午後10時30分)
ただし、13日・14日は午前10時から翌日午前1時(最終入館は午前0時)

【開催場所】
東京都港区六本木6丁目10番1号六本木ヒルズ森タワー52階
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
【入場料金】
一般:1,500円
学生(高校・大学生):1,000円 
子供(4歳から中学生):500円

【臨床美術士 平山淳子先生】
自閉症児者の療育に関する事業や普及活動、福祉の増進と人権の寄与のために、幅広くご活躍されています。自身は、臨床美術士として高齢者(アルツハイマー型認知症)、自閉症児者のためのアート活動や、アロマ心理セラピストとしての活動などもされています。 

【主催】港区障害者福祉課
作品指導:NPO法人 虹の風

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六本木の地域の自閉症の子供たちが描いた絵だそうです。
作者別に展示されていて、それぞれが持つ世界観がみしみし伝わってきます。
そしてなにより、全て色がとっても綺麗です!!青い海の絵なんて一瞬で心奪われちゃいました!

私はあそこまで世界を鮮やかに見ることも、感じることもできません。
でもなんとなく心を通じあうというか、重ねることができたような気がしました。
それは彼らが、誰でも見たり聞いたりする事を、他の人よりもずっと細かい目のアミですくいとって、表しているからなのではないかと思いました。
なんか知ってる感覚を糸口に、どこか遠くにつれていってくれるような不思議な魅力がありました。

これが面白いあれがすごかった!と言いたいところですが、ネタバレみたいになってしまうので言わないでおきます。笑

展示期間は今日12日から15日まで。時間も23時までと遅い時間までやっていますので、学校やお仕事終わりにぜひ足を運んでみてください^^

東京シティービュー展望台に上がるには、
1500円かかります。
でもシティービュー展望台と森美術館のチケットは必ずセットで販売されていますので、美術館も見れますし、それほど高い金額ではありません。


ちなみに六本木ヒルズ52階を満喫するためのオススメコースは

お昼~夕方にかけて、一度シティービューに入ります。(チケットがあれば何度でも入場できます)
昼間は東京スカイツリーも見れますし、色々な東京の景色が360度隅々まで一望できます✧*
天気がよければ富士山も見れます。
パンフレットの地図、もしくは300円で販売されている東京鳥瞰図という大きな地図と照らしあわせて、あの建物はなんだろーと探してみるのもおもしろいです。
海抜250mからの眺めは最高ですよ!

4時半~5時にかけては日没なので、綺麗な夕焼けが見られます!
昼間や夕方は夜に比べて人が少ないので、この時に「みんな友達展」を見ておくといいかもしれませんね!


また1月15日まで、期間限定イベントとして、展望台内にハート型のスケートリンクが設置されています。
滑るのは無料、靴のレンタルは500円です。
小さいリンクですが、都心で手軽に滑れる場所はなかなかかいのでオススメです。

景色をひととおり楽しんだら、
現在はシティービューを出て、森美術館に行きます。
いまはメタボリズムの未来都市展がやっています。

メタボリズムが見おわったら、美術館を出てすぐ隣にある屋上展望台スカイデッキにのぼってみましょう。プラス300円で上がれます。
雨の日や風の強い日は上がれないので注意です。
日本一高い屋外展望台なので、とーっても綺麗です。
ここでの一押しは、写真撮影サービス スカイショット。
お手持ちのカメラと、一眼レフカメラで撮影してくれます。
撮影はサービスなので気軽に参加できます。
一眼レフで撮った写真は気に入ったら購入することができます。
A4サイズの大パノラマでプリントされるので、大変いい記念になります^^
台紙とセットで2000円。
こちらのシャッターサービスは屋内のシティービューでも行われています。
シティービューだと2Lサイズで1200円です。

屋上を満喫したら、最後はシティービュー内のマドラウンジで夜景を見ながら食事をしましょう。
超おしゃれなので、プロポーズにはもってこいです。笑



と、なんだか展示の紹介からいつの間にかヒルズ紹介になってしまいましたが、、、
様々な楽しめるコンテンツがあるので、親子とも 友達とも デートでも、
もちろん一人で来ても楽しめる場所です。
是非あそびに来てください!







NPO法人 虹の風HP
http://www.nijiironokaze.org/npo/

六本木ヒルズ東京シティービュー
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/smt.html

皆様、あけましておめでとうございます!

そして2011年、暖かく見守ってくださった方々、ありがとうございました。

おちかづきを代表して新年の挨拶をさせていただきます。りなぞうです。

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2011年は、おちかづきが結成された年でありました!

立ち上げのきっかけを振り返ると、まず1月1日に短期アルバイトで慶應の佐藤優一に出会い、やりたい事は相反していますが、なんだかおもしろそうな奴だと、意気投合します。

優一は、それまで何かやりたいけど、作品をつくることで精一杯で、くすぶってた私の生活に、新しい風を吹かせてくれました。

1月15日、彼の紹介で青木さんと出会います。初めて名刺を渡した方が、後におちかづき共同代表となり、人生と芸術の師匠となりました。


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この日の食事会で青木さんははまだ思いつきレベルに地に足のついていない私の将来の夢に、親身にアドバイスをしてくれました。

また、生まれつきの疾患の手術を夏にすること、それを写真で撮って作品にしたいということ、軽度障害者の環境に問題意識を感じていることなどの話を聞いていただきました。


この日から青木さんとのメールや電話でのやり取りがはじまり、団体を立ち上げてプロジェクトとして動いてみようということになりました。



2月8日。

大ちゃんとの運命的出会い(再会?)をします。

大ちゃんと私は、その前に2月3日にシーズフォートカフェのアート系学生の交流会で会い、学生団体芸術宣言に誘われていました。


熱い学生だ!と思い、今度青木さんを紹介したいな、と思いその日は終わりました。
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8日の青木さんとミーティングをしている時、今度芸術宣言代表の小林大ちゃんという子を紹介したいという事を話していると・・・・ガタッと隣に座っていた男の子がすごい勢いで立ち上がりました。顔見て私もビックリ。偶然にも大ちゃんがそこにいました。

こんな偶然ってあるんですね。笑

その日から大ちゃんは仲間になりました。

ついでにこの日の帰り道、青木さんが団体名「おちかづき」というアイデアを出してくださり、私も一目惚れなる一聞惚れして即採用。団体に名前がつきました。


それから夏には私の高校時代の友人こなみも加わり、彼女はハワイ在住なので自動的にハワイ支部もできました☆



おちかづきは2011年、障害者をとりまく環境や、それらに問題意識を感じ活動している方々の見学、サーチ、少しづつではありますが情報発信をして、ゆっくりゆっくり進んできました。

今年は、私たちにできることを、ひとつひとつ着手していきたいと思います。



私はこの一年、おちかづきとして微力ながら活動し気づいたことがあります。

シャッターを押すことで、私は自分と向き合い、ありのままを出していくことを知りました。

人を撮ることで、他人を受け入れることを知りました。

出すことと、受け入れること。それを続けていくと、人と人は繋がっていく。

人との繋がりは、様々な可能性を拡張していくこと。

多種多様な価値観は、無数の「大切」のカタチを教えてくれました。

そんなたくさんの素晴らしい出会いがあって、その関わりの中にありがとうという言葉が生まれると、こんな私も少しだけ、マシな人間になれた気がしました。


これからも出会えた縁を大切にして、前に進んでいきたいと思いました。

今年もよろしくおねがいします!!!


みなさんにとって、素晴らしい年になりますように。








こんにちは!りなぞうです。

報告が大変送れてしまいましたが、無事に右腕の先天性とう尺骨癒合症の手術が終わりました!

応援してくださった方々ありがとうございます!!

8月29日に国立成育医療センターに入院、30日に手術。9日間の病院生活をして9月6日に退院しました。


以下、ちょっとだけ入院中の画像張ります~。



チームおちかづきのブログ-署名 チームおちかづきのブログ-まど

手術の契約書。手術前の右手で自分の名前を書いた最後の瞬間。

病室は11階。ベットは窓際!眺めが最高でした。


チームおちかづきのブログ-夕焼け チームおちかづきのブログ

入院中の9日間は、痛みや吐き気や不安で 夜はなかなか眠れなかった。

ずっとこの天井を見てた。


チームおちかづきのブログ-手術前

手術直前。髪を束ねるように看護士から言われる。母が三つ編みをしてくれた。何年ぶりだろう。

前夜はあんなに不安だったのに、朝からずっと気持ちは落ち着いていました。ほんと不思議なくらい。。

この後、亜沙子(学校のマブダチ)が来て、手術室の前までお見送りしてくれました。



亜沙子に「がんばってね^^」と握手もらった時から涙が止まらず。

思考とか感情とか、切り離されたところから出てくる 自分でも何が何だか分からないお天気雨みたいな涙でした。


悲しいからとか嬉しいからとか、そんな自分で把握できるような明確な感情ではなくて。

ただ今までの人生、たった20年間ですが。

いろんな所であいた穴から、何かがこぼれ落ちてくる様でした。


手術室ではリクエストのコブクロ流れてた。

看護士さんと軽く会話しつつ服を脱いだり、頭にチクチクする意識を確認する装置つけたりと準備をした。

マスクからは酸素が送られてきてて、途中から甘くておいしい空気が流れてきたかと思うと、

お酒で酔いまくった時みたいに 気持ち悪いやら なーんか楽しいやら、よく分からないけど眠くなった。

「先生にたくさん手術中の写真撮っておいてくださいと伝えてください」と言って、目を閉じた。


6時間半の手術。


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メスを入れる前の画像。画像提供は高山先生。ありがとうございます。

とう骨と尺骨の癒着部分を切る手術でした。






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術後。赤ちゃんの手みたいにパンパンにむくんだ。

肩から下の腕全体がひどく痛む。痺れも連日すごかった。



チームおちかづきのブログ-術後

これも手術後の最初の食事。まさかのさば味噌w
今まで食べるということが大好きだったのに

術後は食べることも重労働で、まるでマラソンをしているようだった。



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上は手術直後なので弱弱しいですが;

今は元気です^^


10月のはじめに友達のカバンに軽くぶつかったら、治りかけていた骨にヒビが入ってしまうというハプニングがおこりましたがw


現在は2週間に1度の通院をしつつ、自宅でリハビリをしています。

ギプス生活に四苦八苦しながらも、今よりもっとよくなることを願って、楽しみながら治療に励んでおります。


もっと手術の詳細や、思ったことなど書きたいのですが、今日はとりいそぎ無事をご報告させていただきますelephant*




りなぞうでした!








こんにちは!りなぞうです。
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本日、国立成育医療センターに入院いたしました病院
画像は今日の夕飯。この手で食べる最後のご飯!



え?!病気…?と思われた方、違うのでご安心を^^

パワーアップのためのポジティブな手術ですアップ

私は生まれつき両腕に肘の関節の軽度障害を持っています。
手の平が下に向いたまま固まっていて、「ちょうだい」の動きができないんですね。

それで5歳の時に左腕を手術。
手の平を上に向けたまま固定しました。
だから左手は上しか向かず、右手はしたしか向かない状態で20年生きてきました。



一時はこのままでいいや、と思ったけど。
ふと自分の子供ができた時の事を考えたら
「やっぱり両腕でしっかり抱いてあげたい。」
という思いが強くでてきたし、
それにもし万が一、遺伝してしまったとき私は胸をはって「大丈夫だよ。」と言えるのかと思ったら、不安になった。

今のままの私はまだ自分の中で、向き合ってない部分がある。
それは気持ちの問題もあるし、これまで傷ついてきた小さな傷の原因に、目をつぶっていたという後ろめたさも、たぶんある。




障害に関わらず何か問題に直面したとき、事の大小が大事なのではなくて、
受けとめ方が一番重要なんだと思う。

これまで私は「腕のせいで」と思ってた時期もあったけど、腕のせいというより、そうゆう思考回路の問題だったのかな、と反省。
身体の障害を、人生の障害だと思っていたところに私の弱さがあって、
その心が何よりも自分自身を傷つけて、周囲も遠ざけていたのだと今になって思う。





障害って、社会が決めたひとつの枠にすぎない。そのカテゴリーに自分をはめて悲観するって、とっても勿体無いこと。

だって障害といわれようと、私にとってこの腕であることは超日常。
日常なんです。
その日常の中のちょっとした嬉しいことや悲しいことの中から今の私というものが出来上がってるから。全部含めて私なんだよね。






私は、もっと向き合いたいと思う。
それは自分とも。
それをとりまく社会とも。

患者同士のコミュニティーがなかったり、確かな情報の少なさ、患者の家族のケア、障害についての周囲の理解、など今よりもっと良くなる部分があると思う。

それで今よりもっと良くなった世の中を次の世代や、将来の自分の子に見せてあげたい!




だから明日の手術もがんばるぞー!










こんにちは!りなぞうカメラ SPです。


今日は学校で被災地で津波によって流されてしまった写真クリーニングのボランティア説明会を受けました。


写真からはほんのりと海の潮の匂いが。潮と泥で乳剤が破壊されたネガを始めて目にして鳥肌が立った。


写真って、ネガって、こんな風になっちゃうんだ。




写っているこの人たちは今どんな生活をしてるんだろうか。無事なんだろうか。






津波によって流されてしまった写真は推測で5億枚といわれてます。


その一枚一枚、人の手でシャッターが押されました。写真の数だけ思い出があります。他人から見たらなんて事のない写真でも、持ち主にとっては宝物だったりします。


現地でクリーングした写真の持ち主が見つかり、泣きながら持ってかえる方もいるそうです。


「家族はみんな流されてしまって、自分だけ残った。思い出はこれだけです」と。








写真学生の私にできることは何でしょう。




自分にできるのは小さなことかもしれないけど、


一枚でも多く、少しでも良い状態で写真が持ち主の手に届くように、心をこめて洗うこと、なのかな。


来週からはじまるクリーニングの作業をがんばりたいと思います。






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それから恵比寿の東京都写真美術館で開催されている世界報道写真展2011に行ってきました。


前年に世界中で撮影された報道写真を対象にした世界報道写真コンテストが毎年、オランダのアムステルダムで開催され、今年は125の国と地域、5691人の写真家が10万8059点の作品がコンテストに応募。


大賞を含め、今年は9部門でのべ56人が入賞を果たしました。






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世界報道写真大賞 ジョディ・ビーバー

夫の暴力に耐えかねて嫁ぎ先から実家に逃げ戻ったビビ・アイシャ(18)は、逃亡の罪でタリバーンの指揮官に刑を宣告され、夫によって耳と鼻を削ぎ落とされた。




非医学的な中絶の現場、麻薬取引によって殺された人々・・・


中でも印象に残ったのが写真家エド・カシ氏の「オレンジ材(枯れ葉剤)の後遺症を患うベトナムの少女」


(「現代社会の問題」の部・単写真2位

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「オレンジ剤(枯葉剤)の後遺症を患うベトナムの少女」。枯葉剤は1960年代半ば、ベトナム戦争が激しくなるにつれ、抵抗勢力撲滅のため、大量にアメリカ軍が空から撒いた。40年以上経ってもその影響は親から子へ孫へと強く、今も残っていて、人々を苦しめている。。(ベトナム赤十字によると、両親がダイオキシンにさらされた約15万人のベトナム人が障害をもって生まれてきているそうだ)

9歳のグエン・チー・リーの顔は異常に大きく、視線は定かではない。1975年ベトナム戦争は終わったが、彼女のなかでは終わっていない。




15万人という数に唖然とした。


戦争は今こうしてキーボードをたたいている間にも続いて。


日本という恵まれた国に自分が生まれた意味は何なのだろう。この写真に写っている少女と同じ時代に生きている私にできることって何だろう?






答えはまだ出ません。
















この報道写真展2011、本日8/7(日)が最終日です。


ご興味がある方は是非足を運んでみてください。













帰りは青木さんと神宮の花火をちょっと見ました。




本当に自分はちっさな存在だと思い知らされた日でした。
でも写真の力を信じよう。とも再認識できた日でもありました。







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りなぞうでした。