あなたもきっと一度は耳にしたことがあるかもしれない。
もちろん漫画なり、アニメなり、映画なりを見たかもしれない。
今では日本を代表する漫画・アニメの1つとして
君臨しているこの宇宙兄弟。
僕が初めて‘宇宙兄弟’を見たときの印象と、
今改めて思う‘宇宙兄弟’との印象は全く別のものになってしまった。
その原因は・・・
そう。
その壮大な世界観に触れる機会があったからだ。
日本でサラリーマンをしていたのでは、
あくまで漫画の世界としての話であって、
全く肌で感じられず、
頭の中でなんとなく理解するであろう宇宙という存在。
何年かに一度、日本のクルーも搭乗し、
宇宙からの中継がつながったりしてるのを
ニュースでも見た経験があなたもあると思う。
当時の僕は、そんな光景を見ても、
ふーん
程度のことしか思っていなかったのだが・・・
もう1人の僕を誕生させてからというもの、
思った通りエキサイティングな
毎日を送るチャンスが
次から次へとやってきている事実があり、
今回のNASAジョンソン宇宙センターという
土地に来ることになったのも、
そのチャンスのおかげと言っていいと思う。
本当に多くの人、
多くの時間を費やし1つのことを成し遂げる情熱、様は、
昨今どんどんと個人主義的な世界になってる
僕らの日常とはまるで別の人生をかけた
ロマンを感じずにはいられなかった。
悩み、苦しみ、多忙を極めたとしても、
おそらくこういったミッション（宇宙関連の）に関わっている人は、
お金を稼がなければならないから・・・
生きていくためにしょうがなく・・・
毎日が平凡で退屈・・・
といったマイナス的発想とは逆。
仕事＝ライフワーク、もしくは生きる意味
まで昇華させたレベルで
日々のミッションに取り組んでいるんだろうと思うと、
雇われる＝サラリーマン＝価値が低い
と安直に考えてしまう昨今の風潮に
一石を投じる衝撃を受けたのは間違いない。