紅茶好きでなくても一度は聞いたことがあると思う。

ダージリン。

わたしは、コーヒーより紅茶。
カフェに行ってなんかよくわからんけど
とりあえずダージリンを注文していた。
(それかアールグレイ)
ダージリン=紅茶というかんじで。
それに疑問を持つことはなかった。

4年前お茶に興味を持ちはじめて軽い気持ちで購入した一冊の本で、ダージリンが地名であることを知った。
けっこうびっくりした。
地名かー!みたいなかんじで。

それからできるかぎりたくさんのお茶を飲んだ。
ダージリンあまりすきじゃないかも。
と思った。(笑)
一時期は紅茶もあまり飲まなくなってたのに…最近ダージリンにハマり中!
今日は一方的に愛を語ります(笑)

世界最大の紅茶生産量を誇るインド。
ダージリンはインドの北東部。よくある地図だと上の右の方。

さらにそのダージリンの中には80以上もの茶園があって、それぞれの茶園の標高やらちょっとした日の当たりかたやら周りに植えてあるものの影響やら、オーナーの意向やら?でいろんな個性ある紅茶ができあがるのです。

さらに春に摘まれる茶葉、夏に摘まれる茶葉、秋に摘まれる茶葉とあり、それぞれの味わいはまったくちがう。

旬の茶葉は自然の影響を大きく受けるため、来年また同じ味がたのしめるかわからない。
一期一会みたいな。

2015年はどうやら当たり年だったようです。
そう思って飲むからか、自分がダージリンの気分なのか、ほんとにおいしい!!!!
さわやかなのもあり、どっしりしたのもあり。
春摘みだけでいろんなシーンに対応できそうないきおい。

おいしい茶葉が育つ条件を聞いていたら、自然ってほんとにすごいなってあらためて実感する。
晴れの日だけじゃなく、雨の日も必要だし、昼夜の寒暖の差も大切。
霧も!
自然からの贈り物なんだなーと思う。

日本茶で新茶を飲むと一年を無病息災で過ごせるという言い伝えを聞いたことがあるけど、紅茶もそんな力がありそう。

わたしはやたらと背景に弱いので…。
どんな想いでどんな努力をして…って聞いていたらそれだけで胸がいっぱいになってしまう(笑)

正直最初は…こんな高いお茶買う人いるのかなって思った(^^;)
おいしいってわかっててもポンポン買えるかんじじゃない。
そんなわたしも今年は二種類かってしまったー。
夫にいじわるでこのあいだのお金あったら何個買えるかなーって言っちゃった(笑)
(昨日の日記参照)

以前は春に摘まれた紅茶はあまり好んで飲まなかったけど…今年はたくさん飲んでいます!
味の表現がへたくそすぎて課題なんですけどね。
せっかく飲んでもうまく伝えられないもどかしさ。
言葉じゃなくて“おいしい”のトーンで表現しようとするレベル(笑)
同じかんじの人にはおそろしいくらい伝わるけれど…夫には「おいしいしか言ってないよね?」と言われちゃう(^^;)

すごい人はたとえば「草原をかけぬけるようなさわやかな風味」とかおっしゃるんですよー!

主人と飲んでお互いの感想を今度書いてみようとおもいます☆
“おいしい”以外が言えるように。