お久しぶりです
以前、娘の近況についてご報告していたかと思いますが、先日の台風三連休のまっ只中、大学時代からお付き合いして5年になる彼と春に入籍していた娘が、挙式披露宴を行いました
私たち家族は、随分前から航空チケットや前泊含めて2泊分の宿の手配はしていたので、欠航しなければそのまま行くつもり、欠航したとしても夜行バス
ででも行こうとは思っていたのですが、観測史上最大級の台風
とあって心配なのはゲストの安全面。
台風情報とにらめっこしながら娘も気が気ではない様子で、これまで二人で準備に随分と時間を割いて寝不足にもなっていたようなので、「よりによってその日とは」と、たいそう落ち込んでいました。
考えてみると、娘が帰省する時には大雪が積もったり、卒業式や成人式も雪が降ったり、台風で帰路の心配をした覚えが・・・
それでも当初の進路予報から少しそれ、私達家族以外は皆さん近郊からの出席ということもあり、「帰路の心配も要らないし這ってでも行くから」とみんなが言ってくれたということで決行
当日は雨降りだったもののそれほど強くもなく暴風でもなかったので、庭に出る予定は変更となりましたが館内で穏やかにあたたかな挙式披露宴を行うことができました。
娘たち夫婦の(というより、ほぼ娘個人の)こだわりがいっぱい詰まっった結婚式。
受付には二人の思い出の品や友人らとの写真の数々。
手描きのウェルカムボードや似顔絵のカード。
そして、出席の返事を送ったハガキに描かれていた「▽の枠内にメッセージを」の意味もここで判明。
全部▽に切り取り、それらをつなげてガーランドにして、▽▽▽▽▽ こんな感じで受付まわりが装飾されていました。
皆さんからの温かいお祝いメッセージがズラリ。
壁には、ゲスト一人ずつに二人それぞれから宛てた手紙が紐にピンチでぶら下げてあり、受付を済ませると自分宛てのものを取って会場に入るよう案内があります。
その手紙の便箋も、ゲスト一人ずつをイメージした花言葉から選んだもので一人ずつ違いました。
と、今書いていますが、私は着付けとヘアセット(人生初の黒留袖、もちろんレンタル)の為に早く会場入りしていたので、ゆっくり見たのは式がお開きになってからのこと(笑)
式は人前式で宗教色は無し。
私が娘の手を取り入場し、ヴェールダウンの儀式をして前に進んでから新郎に引き渡すのですが、歩きながらウルウルしてしまうやんか。
そんなところを写真やビデオに撮られてしまうやんか。
恥ずかしいやんか
受付で、ゲストのお名前がアルファベットでズラリと並んで印刷された額に3色のカラーインクからそれぞれが選んで自分の名前のところに指印を押すことで皆さんが二人が夫婦になったという「証人」になるという事だそうで、これを式場に持ってきて最後に二人がサインし、指印を形になるように重ねて押して完成です。
披露宴会場で二人の席は、3人がけのソファーに小さなサイドテーブルが両側に一つずつ。
ソファーの後ろにかけてある文字入りのタペストリーも娘のデザイン。
ゲストも一緒にソファーに腰掛けたり、後ろに並んで一緒に写真が撮れるように空間を開けて配置したようです。
ユーカリとコットンのナチュラルなブーケも、あたたかな雰囲気に合っていてとても可愛らしい。
お色直しでカラードレスや着物には着替えず、ヘアスタイルとブーケを変え、ドレスの腰にきれいな色の太いリボンを結んでイメチェン。
サークルの共通の友達が20名。
高校時代の友達が合わせて10名(うち一人は急遽来れなくなり祝電が届いてました)。
あとは近しい親族のみ両方で13名。
勤務先からは一切呼ばず。
と、極親しい人限定で終始アットホーム。
私はゲスト全員を周りお話しましたよ(笑)
(末っ子も、新郎の高校時代の友人(見知らぬ人)のテーブルに行って話してたw)
料理も美味しく、気軽に食べてもらえるようにとお箸を添えてあったのも良かったです。
プログラムでは、
・サークルの先輩による乾杯の音頭
・ケーキカット
・お互いに食べさせ合い、その後親にも食べさせる
・それぞれの兄弟との思い出話披露と腕を組んでの退場
・娘夫婦(新郎:ギター、新婦:サックス・タンバリン・サンバホイッスル)による演奏と歌
・赤ちゃん時代からの写真を二人で編集し音楽にのせたムービー上映
・好きな駄菓子を選び、そこに貼られたシールをめくって当たりが出た4名に記念品
・今日までの準備期間のメイキング映像上映
などの演出がありました。
*プロに依頼
・写真前撮り
・ヘアメイク
・介添え
・当日の写真撮影とビデオ撮影
・司会
・会場装花とブーケ
・料理とサーブ
*二人の手作り
・婚約指輪
・結婚指輪
・ペーパーアイテム(招待状・挨拶兼プログラム・料理メニュー・一人ずつへの手紙)
・ウェルカムボード
・受付まわりの装飾(バルーンとか思い出の小物とかぬいぐるみとか)
・タペストリー
・ガーランド
・フラワーシャワーに混ぜる細い蝶結びのリボン
など。
最後のほうには、お決まりのようになっている親への手紙ではなく、サークルの友達、高校時代の友達、相手の親族、自分の親族 それぞれに、これまで支えてくれた人たちとの思い出や感謝の言葉を二人がそれぞれ述べたのですが、ここで皆さん男の子も女の子もハンカチタイム。
そして最後には両家の親それぞれに自分の子からプレゼントが。
立体の額の中には、それぞれの母親をイメージしたというカラーリングのプリザーブドフラワーのリースがセットされており、私が貰ったプレゼントの中央には娘が生まれてから式の当日までの日数がプリントされていました。
THANK YOU
○○〇〇 DAYS
with my feelings of gratitude until today
2019.10.○○ From ○○○○○
こんな感じ。(日数から誕生日が逆算できそうなので伏せてますが)
この日、窓の外は雨模様だったけれど、会場の後ろのほうの席からみんなに祝福してもらって笑顔がいっぱいの娘の姿と幸せそうに見つめ合う二人の様子を見ているだけで、とても幸せな気持ちになりました。
あとで写真とともに教えて貰ったのですが、90名が参加した二次会では娘は別の白ドレスに着替え、またヘアスタイルをチェンジして二人お揃いのスニーカーを履き、ドラムを叩き、夫婦それぞれがサークルのお仲間とバンド演奏をして、くじ引きタイムなどもうけ、とても楽しいひとときを過ごしたようです。
結婚を決めてからの日々は準備で慌ただしかったでしょうが、二人はすでに一緒に暮らしはじめていましたし、一緒にああでもないこうでもないと相談し合いながらすすめる手作りの作業そのものも良い思い出になったことでしょう。
頑張り過ぎて、今頃は燃え尽き症候群になってるんじゃないだろうか(笑)
沢山の良き友人たちに恵まれ、愛され、祝福されて、二人は本当に幸せ者だと思います。
あの様子を見ただけで、私、安心して死ねそうです(爆)