2014-07-07 23:59:51

路地っ子フォーラム〈後半〉

テーマ:日々のできごと

【パネルディスカッション】

さて、路地っ子フォーラム、後半です。

●パネルディスカッション:世界に誇りたい射水の魅力

後半は、射水市にゆかりのある方々によるパネルディスカッション。

それぞれ自己紹介の後、
持ち寄っていただいた「世界に誇りたい射水の魅力」に関する写真を、
紹介いただきながら、
射水の知られているようで知らない魅力について語り合っていただきました。

パネリスト:
 丸谷 芳正 さん(富山大学 芸術文化学部教授)
 宮崎 一郎 さん(北前船新総曲輪夢倶楽部)
 永森 直人 さん(旧北陸道アートin小杉 実行委員会 代表)
 宮林 円華 さん((株)ワールドリー・デザイン 射水kawaii担当)
コメンテーター:
 陣内 秀信 さん(法政大学 デザイン工学部教授)
コーディネーター:
 明石 博之 さん(カフェ・uchikawa六角堂 オーナー)


【コーディネーターあいさつ】

コーディネーターは主人にお願いしました。
久しぶりのパネルディスカッション、どんな風に進めるのかと思ったら、


【路地っ子判定】

隠しダマ、持ってました(笑)。

路地っ子判定なるものをつくり、
登壇者のみなさんの路地っ子度を判定しようというもの。

レベル1:路地を見るとにやりとしてしまう
…というところで、既に手をあげていない方が。
永森さんと、うちの会社のカワイイ担当・円華ちゃん(笑)。

みなさんなにがしかのマニア的な側面はお持ちでしょうが、
「路地」そのものに惹かれるという方ばかりでない。
…というところも面白いですね。

レベル3:100メートルの路地を歩くのに10分以上かかる。
…うんうん、これ、納得できる。


【路地っ子判定】先生おふたりが挙手

レベル4:怪しまれて通報された
…というところで、先生お2人が挙手。
丸谷先生は町並みの調査中に、
陣内先生はイタリアで逮捕されそうになった…とか(笑)。


【自己紹介】北前船新総曲輪夢倶楽部の宮崎さん

基調講演の先生お二方のコメントの後、
お三方の自己紹介へ。

県庁の自主研究サークル「北前船新総曲輪夢倶楽部」から、宮崎さん。

前職は、フィルム・コミッションのご担当だったこともあり、
県外、海外からたくさんのお客様や映画関係者を案内され、
間近で反応を見てこられました。

もともと、おばあちゃまのお家が射水市・新湊の西宮神社(漁師さんたちが出漁の際にお参りする、漁の神様がまつられている)ということもあり、
並々ならぬ内川愛についても語っていただきました。


【自己紹介】旧北陸道アートin小杉の永森さん

新湊の話がどうしても多くなるなか、
小杉地区から永森さん。

県庁職員から県議会議員さんになられ、
今は地元・小杉地区のアートイベントの実行委員長としても活動されています。

パソコン 旧北陸道アートin小杉

今でも、小杉地区の道には、宿場町や旧街道(往還道筋)の名残が感じられますが、
このエリアで13年に渡って行われているイベント。
永森さんは3年前から実行委員長として関わっているそうです。

小杉の自慢のひとつは「鏝絵(こてえ)」。
南砺市・井波の八日町通りのお店には、井波彫刻の看板が出ていますが、
同じように、小杉は鏝絵で看板がつくられているお店があるそう。
…これは探訪せねば!


【自己紹介】マカロン理論ご説明中の円華ちゃん。

そして、わが社のKawaii担当・Mちゃんこと円華ちゃん。
昨年からBlogをはじめ、とうとう、
マカロン理論もこのようにお披露目する日がくるとは(笑)。

パソコン カワイイイミズ セレクト100

この理論、もともとは
「かわいい」というのは感覚であって、
100人いれば100通りの「かわいい」がある。
だから、理論にしてみては?と、水を向けた。

「同じような感覚の人にしか分からない」というところでとめてしまわず、
より多くの世代の人に伝える言葉を持つために作られたこの理論。

登壇者にも会場にも、ずいぶんウケていました♪

マカロン的kawaii理論はこちらを見てね!

…こんど、どこかの学会で発表!…もあるかもしれませんね(笑)。

…と、次は、パネリストの方々のオススメ写真を紹介するコーナー。

とにかく内川沿いの写真が多くなってしまったので、そこは割愛。


【永森さんのおすすめ写真】ユニコネルモンドの土壁ぬりワークショップ

小杉地区の永森さんは、
もと造り酒屋さんを改装してつくられたイタリア料理店「ユニコネルモンド」さんの、
土壁ワークショップの写真を。
(そういえば、レストランの雰囲気はもとより、やはりその街道に魅了されていた私

「風景」というと、建築マニアな方とか、
黄昏方向を嗜好してしまう私とかは、
「人なし」の写真を多く撮ってしまうけど、
「人あり」の写真はやはりエネルギーがある。

今の息づかいも含めて、風景なんだなと、改めて思う。


【円華ちゃん発言中】

そして、我らが円華ちゃん。
…私の席からはマイクやお水がかかってちゃんと撮れない角度なので、
席を移動して激写。

小杉の竹内源三記念館のなまこ壁と、
下村の石像に手向けられた造花を紹介していました。


【円華ちゃんのおすすめ写真】なまこ壁を熱く語る

円華ちゃん的には、
若い子が好きそうなお店のデザインにも採用されていいくらいのステキさだと。
…なるほど、ラグジュアリー感があって、少しスパイスの効いた、
ファッション系の店舗デザインにすると、かっこいいかも。

とっても立体的な、なまこ壁は、健康的で肉感的。
陣内先生は「かわいいというよりなまめかしい」とおっしゃってました。


…と、そんな話をしていると、
あっと言う間に終わりの時間。
最後に会場からの質問を受け付けました。


【陣内先生】


会場からは、いい質問が2つ。
Q1:路地を観光に!と、観光関係者は言うけど、
   住んでいる人からすると、自分の生活空間に、
   見ず知らずの人が入ってくることは歓迎しにくい。

Q2:よそ者がいくらがんばっても、
   実際に住んでいる人に分かってもらわないと
   まちづくりはうまく進められない。

これについて、
それぞれ登壇者から示唆に富んだご意見が。

A1:路地のあるまち(とくに今回の場合、内川)は、
   もともと外とつながっていたまちであり、
   外からの来訪者が多かった。
   外へのもてなしと生活を守ることを
   両立させながら栄えてきたまちが、
   住宅ばかりになってきたから、そういう見方が出てくる。
   そればかりでは、まちの活力はなくなっていく。(陣内先生)

A1:自分が活動している高岡市・吉久地区では、
  「観光客」ではなく、
   私たちのまちを見に来られる「街並みの見学者」という
   捉え方をして、歓迎するようにしている。(丸谷先生)

A2:地元の人も一緒になって歩くのがいいのでは。
   一緒にまわった住民も改めて自分のまちの良さが
   再発見できる。(丸谷先生)

A2:よそ者と地元の人が話しながら一緒に歩く機会を
   たくさんつくる。(明石博之)

●いみずのあしもと。応募写真紹介

フォーラム告知にあわせて実施した、
射水市内の何気ない風景を集めた写真を紹介。

そのうちのいくつかの写真は事前に選考し、
講師のみなさんからコメントをいただきました。


【いみずのあしもと。】陣内先生コメント

最新の技術・デザインのLRTである万葉線が、
昔ながらの枕木の上を通過する様子が
頭の上スレスレで見られる場所で撮られた写真にコメントする陣内先生。

「まさに伝統的かつ最先端の画(※マカロン理論のその1)です(笑)」と。


【いみずのあしもと。】永森さんコメント

大門駅の近くの繊維工場。
永森さんが高校に通学するときに目にした光景だったそう。
「西に東洋紡、東に日本電工の工場が並んでいる懐かしい光景」だそう。

●閉会あいさつ

最後は、NPO法人 水辺のまち新湊の理事長の本郷さん。

物腰やわらかだけど、すごく冷静に分析していて、
必要なことをしっかり指摘してくださったり、力になってくださったり、
いつも本当におせわになっている方です。


【閉会あいさつ】NPO法人 水辺のまち新湊 理事長 本郷俊作さん

小さい頃から地元に住んでいるからこそ、地域には愛情いっぱいだけど、
外から来た人が何に感動しているのかが、いまいち分からなかった本郷さん。

でも、自分たちが住んでいるところには、
もはや日本にほとんどなくなってしまった
日本人のDNAを呼び起こすような原風景が残っているんじゃないか?
…ということが、外から来た人たちの反応によって分かってきたそうです。

もともとそこに生まれ育った方だから、いっぱいしがらみもあるけど、
それをポジティヴに捉えて、新しい活動やチャレンジをたくさんしているNPOさん。

私たちのような「よそ者」を応援してくださっているのだから、
もっとちゃんとカタチにして、恩返しをしていかなきゃなと思いました。


【アンケート回収】ムズムズくんもお手伝いしてくれました

…ということで、ムズムズくんもお手伝いしてくれて、
最後はアンケート回収も。

大きな会場だったので、参加者は少なめに感じましたが、
それでも100名以上はいらしてくださいました。

そして、最後まで参加してアンケートを書いてくださった方々の多くが、
有意義な時間だと感じてくださったようで、本当によかったです。


マニア座談会のつもりが、
急きょ、フォーラム形式へと転換したおかげで、
告知などは追いついていないところもありましたが、
それでも参加してくださった方には、何かを感じていただけたと信じています。

このようなフォーラム、
また2回、3回と重ねて行きたいと思います。
…そのためにも、
地域の方々に本当に必要とされる活動を地道に続けていけるよう、
日々、精進したいと思います。

ご参加いただいたみなさん、関係者のみなさん、
本当にありがとうございました。
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