パッチワーク畑
【光の国・三重(笑)】
こんばんわ。
すっかり夜ですね…。
写真は、昨日のもの。
三重~名古屋を走る南紀の車窓から。
少しずつ違うものを育てている畑って、
遠くから見ると、パッチワークのように見えますね。
限られた土地を、最大限に活用すると、こういう風になるんだろうな~。
耕している方々を想像して(というか、お天気だったので何人も畑にいらっしゃいましたが)、わくわくしました。
●パッチワークのような畑、農園アート。
…それで思い出したのは、
中越地震で全村避難した旧・山古志村の農園アート。
今から7年ほど前、山古志の仮設住宅地に隣接した農園に行って、
えらく感動したのを思い出しました。
【パッチワークみたいな畑】
慣れない土地でお家にこもりきりでいると、心も体も病んでくる。
山古志の方たちは毎日土に触れ合って生活してきた方ばかりだから、
耕せる場所を提供しよう!…と、
仮設住宅地の向かい側の敷地を、一家族につき一反貸し出すということを、
長岡市と山古志村が合併されると共に始められたのです。
当時、実際にお邪魔してみて、
思い思いに手がけられている畑の美しさに感動したのを覚えています。
その畑で野菜のお世話に勤しむおばあちゃん、おじいちゃんたちの生き生きしているお顔を見ると、なんだかどうにも涙が出て来て仕方ありませんでした。
あるおばあちゃんは、友人・知人に送ってあげるために大根を育て、
また別のおじいちゃんは、一輪車にたくさんの道具やお水を入れてえっちらおっちら通ってきていた。
…仮設住宅地はもうとっくになくなってしまったから、あの畑も、今はなくなっているだろうが、昨日の車窓から見た畑のパッチワークは、その畑とすごく似ていた。
【パッチワークみたいな畑】
いろんな人たちが思い思いに、手をかけて育てているパッチワーク。
きれいだな~。あったかいな~。
…と思ったのでした。
ということで、そろそろお家に帰って夕飯の支度しよ。