たまて箱のような在来線
【JR北陸本線】
おはようございます。
今日の富山は、晴れです。
…でも、夕方からは雨が降るらしいけど(汗)。
気温は低いけど、日差しがポカポカしていて、屋内にいると、うとうとしちゃう、そんな陽気です。
写真は、朝日町へ向かう、JR北陸本線の在来線の車窓から。
富山駅から泊駅まで、1時間弱あるので、読書もいいけどBlogぶろぐっと(笑)。
●がんばれ、北陸本線。
はじめの写真の車窓は、富山駅~東富山駅の間。
九州や西の方に住む方にすると、このトタンのさび具合が、雪国っぽさを感じるポイントでもあったりする。
トタンのさびって、青空に映える…と思う。
【電車のなかはぽかぽか】
ところで、北陸本線の在来線は、冬仕様で、ドアも手動。
中の暖房もポカポカ。
休日なので、ボックス席をほぼひとりで独占できる感じもなんとものどか。
あ~。なんて幸せな空間なんだろう…。
…最近、地元ケーブルTVかなんかでやってた、新幹線開通後の在来線の話を知って、若干ショッキングだった。
JRは撤退し、地元で3セクを立ち上げて運行するそうだ。
お隣の新潟県、石川県も同じような状況だそうだ。
【JR北陸本線】立山もきれい
ガタゴト揺れながら、富山湾を遠まきになぞって走る電車。
通勤・通学のラッシュ時は「地元民の足です!」という存在感を放つけど、
(…そういえば、以前、朝日町で見つけた看板のことを思い出した。…切実だよなぁ)
そうでない、今日みたいな日は、
ほんとにのどかで温かくて、「田舎の夢の箱」ですよ(笑)。
…そういえば、JR九州が、鹿児島~指宿まで「指宿のたまて箱」っていう列車を走らせていたっけ。
すばらしきデザイナー・水戸岡先生(会ったことはないけど、お世話になっとります。大尊敬!)が手掛けられた列車だけど、
考えてみれば、今のこの北陸本線の状態が、すでに〝たまて箱〟な気がする。
車内では、ボックス席の向かい側にやってきたおばちゃんが、なんとなく荷物整理を始めたり、友人どうしでのどかな会話をしていたり…。
今日は特にお天気だから、車窓からも、民家やまちや田んぼや立山が、色とりどりに楽しめるし。
大切にしたいなぁ。在来線。
この休日の感じ、ほんとに宝物みたいだもの。