「ないものねだり」じゃなくて「あるものかんしゃ」 | 勝手に☆とやまの定住コンシェルジュのBlog

「ないものねだり」じゃなくて「あるものかんしゃ」

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【鍋島さんにお話をうかがう】

こんにちは。
昨日の交流会から、一夜明けて、
南砺市→立山町→富山市と帰ってきました。

●豊かさを感じられるショールームというかサロン

立山町の石川さん家から帰ってくる途中、石川ご夫妻のご紹介で、
富山市内の鍋島さんのショールームというかサロンというか、とにかく不思議でとってもステキな空間にお邪魔してきました。

パソコン 世界の薪ストーブ鍋島

お昼時にお邪魔してしまったのに、2時間近くも居座り(笑)ました。
でも、まったく全然まだまだお話をきいていたかった。

この感激は、なかなか言葉に出来ないのですが、
とめどなく、しかし心地よく宝物のような考え方やお話をうかがいました。
もし、共感の鈴というものがあるとしたら、鳴りっぱなしな感じ(笑)。

「豊かな暮らし」とは何かを、
改めて考える…いや、感じることができた気がします。

感じるというより、身体に染み込むようでした。

ゆったりと燃える薪の温かさと同じような感覚で。

30年以上前に、薪ストーブ屋さんを始められた鍋島さん。
ずーっと富山で暮らしていたとは思えないくらい、
外から捉えた富山の本物を理解している方。

火に集まる、火を大切にする、火を楽しむ。
これがどれだけ素晴らしいことか。

窓から、3000m級の山々と田園風景、自分ちの庭が見えるということが、
どれだけゼイタクで貴重なことか。

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【窓から見える景色】

私もつねひごろ、日常こそが奇跡だ!というスタンスで生きておりますが、
「あるもの」をちゃんと見ることの大切さを、改めて感じました。

そこに「あるもの」は、そこに「しかないもの」なのです。
そして、それを大切にすることで「ほんもの」になるのです。

そこで思い出すのは儒教の五常(五徳)だ。
人間に元々備わっている「仁」「義」「礼」「智」「信」という徳性。

仁:人を思いやること。
義:利欲に囚われず、すべきことをすること。
礼:仁を具体的な行動として、表したもの。
智:学問に励む。
信:言明をたがえないこと、真実を告げること、約束を守ること、誠実であること。
(From:Wiki)


全ての人に、天から授かった才能は与えられている。
そう、みんな天才。
ただ、それに気づくかどうか、
そして、それを素直に磨くかどうか。
答えはめちゃくちゃシンプルなんだ。

〝ないものねだり〟ではなくて、〝あるものかんしゃ〟。
〝あるものかんしゃ〟の先に、〝ほんものみつけ〟がある。

将来は、ストーブを買おう。
ストーブを買う時は、絶対、鍋島さんから買おう。

いや、ストーブではなく、
豊かさの素を買うのだ。鍋島さんから。
で、豊かさを自分の手でつくって味わうんだ。
…そう心に決めた日曜日でございます。

今日の出会いに感謝。