【富山市】メニューのない隠れ家レストラン
【前菜の盛り合わせ】
●日本語なら医食同源、かもしれませんね。
友人のIさんが誘ってくれたので、行ってみました。ビオ・マリアージュさん。
「いろんなサイト見るとあんましいいこと書いてないけど、前行ったときに美味しいと思ったから、自分を信じて行くよ」と。
【かなり住宅地の中】
「ビオ」は“Agricultule Biologique”のことで、オーガニック(無農薬有機農法)のことを指すそうです。
「マリアージュ」“Mariage”は、結婚。
生命力あふれる素材どうしを、シェフの腕で合わせる…という意味かと。
…日本語なら、「医食同源」や「薬膳」に通じるものがある、と思う。
こんな住宅地で、このコンセプト。…どう考えても、こだわりがないわけない。
【オススメ料理】…とかは書いてないのね。
ランチもやっているそうですが、今回は、予約のみのディナーに。
【個室のディスプレイ】和風やね。
8~10人は入れる個室を、贅沢に2人で使わせてもらう。Iさんのおかげ。
花鳥風月…な感じのディスプレイが、期待感を高めてくれます。
【オリエンタルな雰囲気の凧】
こちらには、オリエンタルな凧。
話に夢中で、あまりちゃんとこの辺のことを聞かなかったけど、オリジナルの凧。
…ここのお店には、メニューがないらしい。
サーブしてくださる小川さんという男性が要望に合わせて、お料理の説明やワインのセレクトも、全部してくれる。
どかどかやってきて、ばくばく食べて帰る…というお店ではないようだ。
メニューがないのは、ひとつずつ丁寧に仕上げられたお料理を、お店の方とコミュニケーションしながら楽しむための工夫なのかもしれない。
【つきだし】黒部名水ポークのそともも肉の自家製ハム&みょうが
黒部名水ポークのそともも肉の自家製ハムらしい。
私の大好きなみょうががたっぷり添えてある。
赤胡椒が味のアクセントになっている。
【いろいろ盛り合わせ】
次はいろいろ盛り合わせ。
大きく横たわっているのは、がめエビ(ガスエビ)のフリット。
時計回りに、木の実が入ったガーリックトースト、
能登健康鶏の燻製(砂肝も)&うどのピクルス、
レーズン入りのクリームチーズの生ハム巻き。
味は濃い目。…ビールが進む。
感動したのはうどのピクルス。ハーブが要所要所に感じられるのもいい。
【スープ】キャベツと玉ねぎのスープ
鶏ベースにクリーム仕立ての、キャベツと玉ねぎのスープ。
こちらも少し濃いめだけど、味わい深い。
【箸置き】シカの角に箸を置く
連れて来てくれたIさんは、やたら忙しいので、電話がいっぱいかかってきて落ち着かない。
…反面、こちらは悠々といただく。
ランチの雰囲気はわからないけど、ここはお酒のみながらゆっくり味わいたいな~と思った。
自宅からも近いから、ワイン好きのウチの彼と一緒に来たいな~と。
【真鱈とレンコンのフリット】
真鱈の大きなフリットとレンコンのフリット。
白ワインソースとトマトソースでいただく。
フリットの衣の中にはローズマリーっぽい葉が一緒に入っている。
レンコンは厚めでほくほく。
【牛ロースステーキ バルサミコソース】
ロースステーキは、さっぱりとした味わいで、バルサミコと赤ワインのソースが大人な味に仕上がっている。
ここでIさん、ボトルワインを注文。ワインソースのものに、ワイン。
【しらすとアスパラの和風スパゲティ】
パスタは、しらすとアスパラの和風仕立て。結構、量がある。
さっぱりと和風。
フランス料理ときいたけど、すごくカジュアルに食べられるお店だな~と思う。
【デザート】
いちごとヨーグルトのケーキと、リンゴのコンポート。もちろん自家製。
これも美味しかったです。
結局、けっこうお酒も飲んだし、個室の落ち着く雰囲気のおかげで長居しちゃいました。
こんどは彼と二人もいいけど、家族でわいわいと個室で食べるのもいいと思いました。
インターネット上のいろんな情報を見ると、イマイチな評価も目についたけど、奢ってもらったこともあるのか、美味しいと思いましたよ、私は。
ワインもかなりコストパフォーマンスがいいので、2人で1万円あれば、充実ディナーができるかな~という感じです。…まあ奢ってもらった人が言うのもなんですが。
【看板】
【Bio Mariage(ビオ・マリアージュ)】
〒930-0818 富山県富山市奥田町22-27
TEL:076-411-5345
お店HP
日曜日・祝日定休