西湖と立山 | 勝手に☆とやまの定住コンシェルジュのBlog

西湖と立山

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【西湖と立山】

おはようございます。今日は東京に行くんですが、飛行機、飛ぶか心配です…。

さて、冒頭の写真は、実家にあるとある漢詩の一部。

我が富山が誇る「立山」と、うちの祖父がこよなく愛した中国・杭州の「西湖」という二大名所が並んでいます。

●大交流時代のまちづくろい…において大切な視点

お正月に帰省したとき、都市計画やまちづくりの世界でじわーっと活動している父と、飲みながら延々話していたのですが、その中で「西湖十景」という話をききました。

うちの祖父が何度も足を運んだ杭州ナンバーワンの名勝、西湖は、いつ、どこの風景をきりとっても、みごとな画になるらしい。

四季おりおりに美しい姿があり、それぞれ10の風景は「断橋残雪」「平湖秋月」「曲院風荷」「蘇堤春暁」「花港観魚」「南屏晩鍾」「雷峰夕照」「柳浪聞鴬」「三潭印月」「双峰插雲」と呼ばれている。
→こちらのサイトに詳しく載っておりました。

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【居間の東側】

居間の東側には、横長の窓があって、上には西湖で買ってきた絹織物の額が、窓からは立山連峰が見えるという寸法。

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【西湖の織物】これはいつの景色なんだろうか

中国の名勝と…。

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【窓から見える立山】お正月の立山

富山の名勝。

…「立山を見るなら○○の季節だ!」と言いきってしまうことよりも、
どんな季節も全く違う魅力がある…ということを、しっかり伝えられることが、大切なのだと思うのです。

私がこのBlogを書いているのも、
〝何気ない日常の中の風景〟に、どこにもない美しさが隠れていることを、ずーっと富山を離れていたからこそ発見したり新鮮な感動を伝えたりできるんじゃないか?というところから。

そして、10年以上、いろんな地域のまちづくりに関わってきて、
〝本当に美しいものや大切なものは、足元に転がっている〟ということに気付いたから、Uターンしてきたわけです。

住んでいる人たちが、目の前の風景をもっともっと大切に見て、それを心から楽しめたら〝わざわざ人を呼び込む〟なんて言わなくても、まちは元気になるんじゃないか?
…私は、そう信じております。

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【現代漢詩】

杭州で出会った友人と富山で再会し、この漢詩を贈られた祖父。

…心から中国が大好きだった祖父のことを、まさか、今自分が考えていることと重ねて思い出すなんて…と思っていたけど、数年前に他界した祖父の置き土産なんだな~と改めてかみしめたお正月でした。

置き土産をくれた、うちのじいちゃんと、
それを大切なこととして伝えてくれたうちのオヤジに感謝です。

…それではいってきます。

飛行機、飛びますように。