【特産品】ます寿司やさんめぐり(その4)
【重なる身】2重になったマス。これこそ手作りの醍醐味♪
久しぶりのます寿司紹介です。
先日、黒部にお邪魔したので、帰りに黒部駅の売店で、ます寿司を購入しました。
●黒部は鉄道と名水!
黒部市の本多課長、上島さん、輿水さんに、さまざまな黒部の良さをうかがって、一日寝かして思う黒部の印象…それは「鉄道」と「名水」。
2010年度は「黒部市民鉄道年」らしいですよ。
…なんでもJR北陸線開業100周年らしいです、今年。さらに、黒部鉄道(地鉄さんの一部)の三日市(JR黒部)~下立間の開業88周年。
明治の後半まで、富山駅~直江津駅までは、鉄道が通っておらず、東京へ行く人たちは、みんな魚津から直江津まで船で行って、鉄道に乗り換えたらしい。
…昨日ご紹介したとおり、黒部には名水キャラクターもいますからね。とにかく、名水ナントカの多いエリアですよ。
【植万さん】黒部駅やSAでも気軽に買えます。
●黒部のます寿司やさん
前置きが長くなりましたが、つまり、黒部のおいしい水でつくったます寿司は、駅で買えるよ、ということです。
家にもって帰ってびっくり。
彼も前日、新潟へ向かう途中のSAで同じ植万さんのます寿司を買って食べてました。
【開けてみる】しょうがつき。
ということで、開けてみます。
お手ふき、プラスチックのナイフ、短めの割りばし、説明文、そしてしょうが。
しょうがが入っていないます寿司も多いですけどね。なんだか懐かしいです。
さて、とめてある竹をとろうとすると…。
【足固定】めずらしくないですか?
…ん?
下の棒は固定なんですね。
へー。珍しい。
【入れ物から取り出す】マス部分が上でした。
入れ物から取り出します。
マスは、昔はひっくり返って入っていたものも多かった気がするんですが、これはマスが上でした。
【身の色が濃い】夕方購入、翌日食べたので、少し魚の脂がお米に行ってます。
夕方に購入し、翌日の昼間に食べたので、少し、マスの脂がごはん部分に浸透。
なので、マスが少しだけ乾いてます。…といってもぜんぜんしっとりしてますが。
植万さんは、パッケージで、とっても丁寧に食べ方を紹介してくれてます。
「暑い季節には御召上り前二十分位冷蔵庫に入れると口当たりがよくなります」
はいはい。ちゃんと冷やしましたよ!
…ちなみに、寒い季節は「鱒の身を上にして焼くか容器の儘ストーブに二十分位蒸して下さい出来上りの様になります」とあります。
…やさしいですね、植万さん。
【切ってみる】米:マス=6:1くらい。
さてさて、さっそく食べてみます。
マスとご飯の比率は1:6くらい。
いままで分厚い身のばっかり食べてきたので、薄く感じますが、ます寿司といえばこのくらいが普通でしょうね。
味は…かなりやさしい味。酢も塩分もほんのりです。
きっと、素材に自信があるんでしょうね。
植万さん、ちゃんと「お好みによりその儘又醤油を用いてお上り下さい」と言ってくれてます。
…邪道と言われるでしょうが、中盤以降は塩コショウをかけていただくのが好きな私。今回もそのようにいただきました。すみません。
とにかく、黒部周辺では買いやすい、植万さんのます寿司。小さいパックのもあるし、二重ずし「花ます」というのも出しています。…「花ます」は2段・4層のます寿司。これが植万さん独自の商品らしいので、今度試そう。
【株式会社 植万】
〒938-0031 富山県黒部市三日市3646
TEL:0765-52-0229
お店HP