□ダウ          9320.19(+ 33.63)△0.36%
□ナスダック       2011.31(+  2.70)△0.13%
□CME日経225先物 10490   (+ 90)大証比
CMENIKKEI 225 (DOLLAR)
STRIKE.......OPEN .....High ......Low .....Last.....CHGE......SET.....Volume
SEP 09 .....10405.0.. 10510.0B ..10360.0 ..10465.0B ..-15... 10490.0 ...8295
□為替     (対ドル) 95.28  (対ユーロ)137.15
□半導体株指数        307.22(+ 0.20)
□NY原油先物(9月限)   71.42(- 0.16)
□NY金先物(12月限)  969.70(+10.90)
□バルチック海運指数   3159   (-92)


4日のNY株式市場は続伸。住宅指標の改善とキャタピラーの強気の見通しが好感され、主要3指数が年初来高値を更新しました。
米商務省が発表した6月の個人所得・消費支出で、個人消費支出は2カ月連続で前月比プラスとなりましたが、前月の個人消費支出は下方修正され、6月の個人所得は4年半ぶりの大幅な落ち込みとなるなど相場の支援材料となるにはほど遠く、市場では前日までの相場上昇で高値警戒感が漂っていることからこの日序盤のNY株式市場は利益確定の売りがやや優勢の展開となりました。
その後、午前10時に発表された6月の住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)が市場予想を上回り、6年ぶりの5カ月連続上昇となったことが相場を支えました。住宅市場が底を打ったとの期待が広がったことで、安寄りした金融株がプラスに転じ、建機大手キャタピラーが強めの業績見通しを示したことで景気敏感株にも買いが入りました。
週末の雇用統計の発表を前に積極的な売買は見送られましたが、ダウは4営業日続伸で今年初めて9300ドル台に乗せています。ナスダックもプラスに転じたものの、割高感から上値への警戒感も強く前日終値付近で取引を終了しています。
業種別では、ホテル・カジノ、金融などの上昇が目立ち、公益、小売りが軟調でした。
個別では、キャタピラーが6%超の上昇となりダウをけん引。同社は2012年までの目標として1株あたり利益で8ドルから10ドルを目指すと発表。キャタピラーの業績見通しが強気と受けとめられ、アルコアやデュポン、ゼネラル・エレクトリックやボーイングなど景気敏感株も朝方の下落から上昇に転じています。
スイスの金融大手UBSの4―6月期が赤字だったこともあり、連騰続きだったバンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースなどは利益確定の売りで下落して始まりましたが、住宅指標の改善から住宅市場底打ち期待を背景に金融株の多くが上昇に転じています。
系列のボトリング会社の買収を発表した清涼飲料大手ペプシコが上昇。買収されることになったペプシ・ボトリング・グループが大幅高となり、コカコーラのボトリング会社コカコーラ・エンタープライゼスも連想買いで上昇しました。
赤字幅が拡大した住宅建設大手のパルト・ホームズは大幅安で始まりましたが住宅市場の底打ち期待から徐々に下げ幅を縮小。赤字幅が縮小した同業のDRホートンは安寄り後、上昇に転じています。
一方、原油価格が4営業日ぶりに反落したことからエクソン・モービルやシェブロンなどのエネルギー株は利益確定の売りで軟調に推移。雇用情勢の悪さが個人消費の足かせになっているとしてウォルマートやターゲットなどの小売株がマイナス圏で推移。マイクロソフトやインテル、アップルやクアルコム、決算発表を控えたシスコシステムズなどハイテク・セクターの主要銘柄も軟調でした。
尚、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4営業日続伸。NY原油先物は小幅反落、金先物は4営業日続伸。バルチック海運指数(BDI)は4営業日続落です。CME日経平均先物はドル建てが10490、円建てが10450となっています。
本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。
【13:00台】
住友ベ(4203)、住友倉(9303)
【14:00台】
大成建(1801)、大崎電(6644)
【15:00台】
国際石開帝石(1605)、鹿島(1812)、博報堂DY(2433)、ツムラ(4540)、住友大阪(5232)、SANKYO(6417)、
島津(7701)、ニコン(7731)、京急(9006)、TBSHD(9401)、NTT(9432)、セコム(9735)、
12月期中間:旭硝子(5201)、マクドナルド
【16:00台】
静岡銀(8355)・・・等々。


PIVOT
HBOP 10603
S2 10547
S1 10473
P 10417
B1 10343
B2 10287
LBOP 10213
転換線 10095
基準線 9760
雲上限 9733
雲下限 9335
5日線 10288
13日線 9955
25日線 9756
3σ 10913
2σ 10527
1σ 10141
-1σ 9370
-2σ 8984
-3σ 8598


☆上海万国博覧会(2010年5月1日-10月31日)まで9カ月を切ったものの、依然として中国では4兆元の景気刺激策ばかりが話題になっているのは周知の通り。もともと北京五輪ほどの話題性はないとみられていた上海万博だが、一方で、もっとその期間に注目すべきとの声が挙がっている。北京五輪よりもはるかに開催期間が長いことから、実は予想以上の経済効果が見込まれ、株式市場でもこの先、同関連が取り上げられる可能性が高いのではとうわさされる。


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