◎日経平均  10165.21(+ 51.97)△0.51%
◎TOPIX   936.94(+  6.58)△0.71%
◎売買高概算  19億4641万株
◎売買代金概算  1兆5000億円
◎時価総額  307兆6638億円
◎値上り銘柄数 675 ◎(年初来)新高値 87
◎値下り銘柄数 834 ◎(年初来)新安値  2
◎変わらず   173
◎騰落レシオ(25日)108.9%
◎サイコロ(日経平均)11勝1敗 ○○○○○○○○○●○○ 91.7%
◎カイリ率(日経平均)25日線比+4.90% 75日線比+7.49%
◎為替  (対ドル) 94.98 (対ユーロ)133.70


「プラス2σは10258円から10311円に上昇」
5日線をサポートに下ヒゲを残す。引き続き年初来高値レベルでのこう着ではあり、形状についても変化はないが、7月前半高値水準がサポートとして確立してきている。ボリンジャーバンドは、サポート意識のプラス1σは9963円から1万円の大台に上昇しており、1万円堅めに。プラス2σは10258円から10311円に上昇しており、目先的なターゲットが拡大している。MACDは125まで上昇しているが依然として上値余地があるほか、シグナルとのかい離が拡大していることで、目先的な売り転換発生への可能性は遠のいている。週足ベース(終値)での新値足は先週3本新値足が陰転しているが、終値で10135円を超えてくると陰転がダマシとなる。明日も現在価格レベルでの推移となるようだと、リバウンド基調が一段と強まる。週足の一目均衡表でも引き続き雲上限レベルである10800円辺りが意識されている。


2008年のリーマンショック以降、大きく傷ついたヘッジファンド。
しかし、株価に底打ち感が出始めている現在、再びその存在感を増し始めている。今後も目が離せないヘッジファンドの実態とは?
そして、個人投資家はどのように対処すれば良いのだろうか?
株価への影響力を増しつつあるヘッジファンドの今を探る
米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によると、ヘッジファンドの運用資産は第2・四半期に7.5%(1000億ドル)増加し、1兆4300億ドルとなった。
また、第2・四半期の解約額は428億ドルで、第1・四半期の1030億ドルから約60%減少したようだ。
ヘッジファンドと言えば、昨年のリーマンショックで大きな痛手を被ったとみられているが、相場に底打ち感が出てきている今、再びその存在感を増してくるのだろうか。
【なぜヘッジファンドは市場に与える影響が大きいのか?】
そもそも、ヘッジファンドが市場において圧倒的な存在感を持つ理由は大きく分けて2つある。
一つは、レバレッジ(てこの原理、手元資金の数倍~数百倍の取引が可能)の存在だ。通常の投資信託などであれば、投資家から集めた資金の範囲で現物株へ投資することが多いが、ヘッジファンドの場合、集めた資金に加えて、借り入れ(借金)やそれらを証拠金にした先物・オプション、あるいは債券・商品・為替など様々な運用を行う。
さらに言えば、投資信託は基本的に現物買いであるのに対してヘッジファンドは売り(空売り)も頻繁に行う。
二つ目は、ヘッジファンドの投資情報が外部に伝わりにくい点だろう。ヘッジファンドは特定の少数投資家から投資資金を集めているため、投資信託のように不特定多数の投資家から資金を集めていないことから、運用成績の開示義務がほとんどない。
つまり、高いレバレッジをかけた投資家(ヘッジファンド)が実際にどのような運用を行っているのか把握できないことが大きな問題なのだ。
【個人投資家が対処すべき方法とは?】
個人投資家はこのようなヘッジファンドに対して、圧倒的に弱者である。前述 のように、株式以外にも様々な投資を行う投資家に対して、個人投資家はその 9割が現物株の「買い」だけで取引をしているそうだ。
これは、野球で言えばストレートしか球種を持たないピッチャーのようなものだ。ヘッジファンドのようにフォークやナックルまで操り、球速が150キロを 超えるような相手に対して、130キロのストレートだけで個人投資家は勝負し ているのだ。
さすがに、債券や商品・オプションまでやらなければ利益が出ないとは思わないが、少なくとも株式の空売りは必須だろう。
株価は上下どちらかにしか動かないのだから、買いと売りさえできればなんとかなる。
実際、ヘッジファンドでも現在、最もポピュラーな投資手法はロング・ショートだ。
ロング・ショートとは、ロング(買い)とショート(売り)を同時に行う投資手法で、簡単言えば割安な銘柄を買って、割高な銘柄を売る(空売り)する手法だ。
どんなトレンドでも、上昇する銘柄も下落する銘柄もある。上昇トレンドなら買いの比率を多くすればいいし、下落トレンドなら売りのポジションを増やせばいい。
これは、個人投資家でも十分できる投資手法だ。


8月に日経1万1000円まで上昇した後は調整=野村証 佐藤氏
<野村証券 エクイティ・マーケットアナリスト 佐藤 雅彦氏>
マクロ経済は良くないながらも個別企業の決算をみると悪くないことから、海外勢を中心とする買いにより株価を押し上げている。8月には日経平均 .N225 が1万1000円ぐらいまで上昇するとみている。中国の株価が大きく下落しても、これまで上昇してきたことを考えるとあまり関係ないと考えている。リスクは円高と海外安だろう。  ただ、目先リーマンショック前の1万2000円までは難しいのではないか。ここまで5カ月連続で株価が伸びているが、8月以降は調整に入り、1万2000円回復は年末にかけてとみている。


☆不景気によるリストラは暗い話だが、逆に人材関連事業には普通なら登録に来ないような優秀な人材も集まるとあって追い風のもよう。しかし別名“就職予備校”の再就職支援事業は就職先が乏しくアゲンストの風。
再就職に最も有効といわれるのはコネや人脈だが、インターネット社会で人間関係が希薄になりがちな時勢で、ますます再就職は困難。再就職支援事業にはダブルパンチとも。
さらに、人材派遣でもメーカー頼りでやっているようなところは選別競争が激化し厳しい環境。M&A(企業合併・買収)の対象として浮上する公算もうわさされている。


本日掲載の銘柄

ハウス食品 増収増益
ハウス食品<2810>は、6月期連結第1四半期業績を発表した。売上高543.19億円(前年同期0.8%増)、経常利益33.06億円(前年同期15.0%増)、当期純利益16.61億円(前年同期28.3%増)。
ほぼ市場予想通り


過去掲載銘柄の情報
任天堂<7974.OS> ――投資判断「オーバーウエート」(強気)継続、目標株価3万8000円→4万円

レーティング情報=モルガンスタンレー証券


ホンダが通期業績予想を上方修正、4─6月期も黒字確保
レーティング情報=野村証がホンダを「1」(強気)に引き上げ


キッツ<6498>
業績予想を上方修正、中間営業益は8.5億円から18億円に。


京セラ 第1四半期は減収減益 赤字予想覆す黒字
京セラ<6971>は、6月期連結第1四半期業績を発表した。売上高2254.01億円(前年同期32.1%減)、営業損失55.72億円(前年同期利益279.62億円)、当期純利益7.03億円(前年同期98.1%減)。市場予想はクイックコンセンサスで純損失10.09億円だった。


イビデン 上方修正
イビデンは、2009年9月連結中間決算予想を発表した。 売上高1240億円(前予想1200億円)、経常利益45億円(同10億円)、当期純利益40億円(同0億円)。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益17億円。

東京ガス(9531)
東京ガスは7月30日の後場取引時間中に、2010年3月期第1四半期決算を発表した。連結業績では、売上高は3424億3300万円(前年同期は3771億9800万円)、経常利益は523億0400万円(同160億4500万円)、四半期純利益は332億4200万円(同164億3500万円)で着地した。
また、同社は併せて、2010年3月期通期連結業績予想の修正を行うと発表した。売上高を1兆3810億円から1兆4140億円に修正する。経常利益は640億円、純利益は420億円で据え置き。
原油価格上昇による原材料費の増加見込みもあり、経常利益・純利益については変更を行わないとしている。


信越化学 第1四半期業績
信越化学は、6月連結第1四半期業績を発表した。 売上高1900億円(前年同期44.2%減)、経常利益206億円(同72.8%減)、当期純利益148億円(同71%減)。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益148億円。


シャープ 第1四半期は減収減益 市場予想を下回る
シャープ<6753>は、6月期連結第1四半期業績を発表した。売上高5982.93億円(前年同期20.0%減)、経常損失301.99億円(前年同期利益293.23億円)、当期純損失252.03億円(前年同期利益248.90億円)。市場予想はクイックコンセンサスで純損失214.40億円だった。