高松宮賜杯 全国制覇への道① ~いざ福岡へ
正直、高松宮賜杯2部出場の切符を得てから、一番大変だったのははおそらく運営面。
バンバータは選手が全員でチーム運営に関わっているが、
「オペレーションチーム」が、行程管理、会計管理、チケットや車、ホテル手配、食糧・飲料確保などの運営面
「パフォーマンスチーム」が、選手の起床時間やアップメニューなどのコンディション管理、体調のケア、病院まで
「エンタメチーム」が、福岡での選手・応援団全員での決起大会、応援メニュー、応援グッズ手配など
「アライアンスチーム」が、協賛企業集め、その企業とのりレーションなど
と、企業並みに完璧に出来上がっている。
ただ、野球をやればいいわけではない。
バンバータの活動の目的は「社会においてデキる男になること」
あくまで、目標が「日本一」であって、野球選手の前に優秀なビジネスマンを目指さなくてはならないのがチームコンセプトなわけです。
よく野球部にありがちな、主務やマネージャーが孤軍奮闘で運営を任されてるのか、やらされてるのか、ああいうチームでは選手は野球バカのまま。社会人や大学でも中心選手だったメンバーが多いバンバータでは、まず全員が運営(経営)に関わることから、組織がどう動いてるのか?お金の流れ?目的、意味、そこを徹底的に理解しなければいけない環境にある。ミーティングも半分や野球の技術でなく、チーム運営の話だ。
やる気がある、野球がだれよりも好き。
そんなのは当たり前。
小学生でも同じことを言ってるわけで。
一流の大人を目指すのなら、「強くて、かっこよくて、みんなに応援されて、それで勝てる!そしてなにより自分たちが最高に楽しくて、チームに誇りが持てる。
そんな欲張りなチームを目指す必要がある。一流の大人を目指す男が集まるのならね。
そういう意味では、今大会では完璧な運営をみせてくれた。
JSBBの全国大会は初めてだったし、遠征の伴う全国大会も初。
正直、優勝するかどうかは、実力とは比例しない。
運営面、強行日程、体調管理・・・・なるほどこりゃ難しいわ。
それが正直な感想。
バンバータは優勝するだろうと言われてきた。
自分たちももちろんそのつもりだったが、見えない「敵」の存在は想像以上。
「慣れない早起き」「移動の連続」「3日で9イニングを5試合」「投手の連投」「交通渋滞」・・・・
1試合勝負でも100%勝てるかわからない軟式野球。
それが野球以外の「敵」の戦いものってくるなら、そりゃ大変。
だから運営面を完璧にこなしたメンバーと応援団はすごい!
これで優勝できた!といっても過言じゃない。
チームは、東京都代表。
東京代表になった、われわれを応援してくれる企業や個人の方々の「思い」をプリントしたポロシャツを今大会のオフィシャルウェアとして、移動中にもこれを着て移動!
企業チームでないバンバータは当たり前だけど、仕事はバラバラ。
メンバー&応援団は、仕事の関係で大きく3陣に分かれて移動。
第1陣は開会式参加の為、朝出発!
そして福岡空港到着!
以外に東京生まれは、「九州初上陸」ってのが多かったな。
お前ら絶対人生損してる!九州を知らんとか・・・ありえんなw
第1陣はレンタカーですぐに久留米移動。
開会式へ!
当日はあいにくの豪雨・・・・・
久留米市野球場隣の体育館での開会式に変更。
30過ぎて、こんなにしっかり行進することはそんなに無いよね・・・・w
しかし、東京代表のこの緑のチームはひときわ目立ってます。
開会式終えた第1陣。
開会式で全チームを見て、「絶対この中で優勝しようぜ!」と気合いが入りまくり、ああいう形のきっちりした開会式は学生時代以来だけど、いいもんだなーと思ったね。
そして、第1陣が開会式で行進してるころ・・・・
第2陣が福岡へ移動
テンションはいつも高め(笑)
そして、福岡市内のホテルで合流!
久留米で開催なのに、イチイチ福岡市内まで帰る。
なんで?そりゃそーでしょw
福岡だもん!!!!!
あ、この人は応援団長の長尾です。
普段は正捕手ですが、今大会は登録の関係で初日から応援団長で活躍。
スタンドで魅せるマイクパフォーマンスにグランドまで爆笑・・・それって応援か?(笑)
さて、次回②はいよいよ初戦です。