20代前半でタクシードライバー ?

タクシーの運転手さんの事は、タクシードライバーって言ってみたり
最近はタクシー乗務員っていう呼び方をしています。

乗務員って聞くと、真っ先に思い出すのは?CAさん。昔ならスチュワーデスさんだったりしますが
いまはこの呼び方も年代がバレてしまう感じがします。

以前のタクシー業界では、求人といっても殆どが中途採用でした。

リストラされたり、会社が倒産したり、自営業や社長の座を追われたり
要は再就職先の受け皿としてセーフティーネットの役割を果たしてきた
というのは、このブログでも以前触れたかも知れません。

今では、ある種 ナマポ一歩手前のイメージ?

でも、実際にはそうした人たちが集まるという事は
実は、ちゃんとやっている人はちゃんと稼げるという事の裏返しです。

まだ高校生や大学生を抱えたお父さんが再就職。
そこで、なぜタクシードライバーという職に目が留まるのか?

学歴、経験不問でもそこそこ稼げる
手取り30万なら、それほど難しくないという現実があります。

その仕事に20代前半で挑む若者が
じつはこのところ、本当に増えています。

大手に限らず、中小企業といわれる企業規模が殆どのタクシー会社でも
最近では積極的に新卒採用をすすめています。

タクシードライバーの新卒採用

勿論、既存のタクシー乗務員の年齢層が高いこともあり
タクシー業界では若手の育成が大きな課題となっています。

タクシー乗務員に必要なスキルは、まず何より地理の知識
これはどうしても若いウチに覚えた方がいいでしょう。
未だに東京の道路事情は常に変化し続けていますが
それでもいきなり全ての地名が入れ替わる事はありません。

若いときに覚えた地名や駅名の順番は一生使える資産になります。
どんな仕事であれ、東京の地理に明るいというのは、それだけで価値があります。

そして年齢も学歴も関係なく売り上げ次第で稼ぐことができます。
嫌いな上司と机を並べてパワハラを受け続ける恐怖とも無縁です。

タクシードライバーの仕事は、営業ツールであるタクシーという動く店舗を
一店舗マネージメントしていかに売り上げを効率よくつくれるか?という意味で
最初からマネージャーや店長の様な仕事をしているのと変わりありません。
そういう意味で、タクシーはベンチャーだ。と捉える向きも出始めました。

そんなタクシー業界の新卒採用で、20代前半からタクシードライバー。
挑戦してみるのはいかがでしょうか?
タクシードライバーの新卒採用