今日は朝一番で参院選の投票に行ってきた

俺は二十歳になり選挙権を持ったその日からただの一度も投票に行かなかったことはない

例え39度を超える熱が出た時でも、それこそ必死の思いで投票に行った

なぜなら投票所は自宅マンションのほぼ目の前にある我が母校!

えっ、そんだけ近かったら俺だって行くよって?

いや~、それはそうかもしれないけどね

それでもやっぱり高熱をおして投票に行った時は本当につらかったよ

それは二十代の時だったんだけどね

俺は選挙権を持った時、本当にうれしかったし、俺たち一人一人がしっかりしないといけないと思って、何があっても投票はしないといけない

そう思ったから、大袈裟じゃなくつかまり歩きしながら投票しに行ったんですよ

今回の参院選は、遂に参政権が未成年の18歳にまで引き下げられ、高校生でも投票出来ることになって迎える初めての選挙

若者たちは今日きちんと投票しただろうか?

若者たちと選挙というと、昨年のSEALDsのデモで、大学生のみならず高校生までが参加し、野党議員を壇上に上げ

選挙に行こうぜ!

そうコールしていたのを思い出す

あのSEALDs現象とでも呼ぶべきあの盛り上がりは一体なんだったのか?



今回の参院選で選挙協力し、統一候補を擁立し戦った民進党と共産党

しかし現役閣僚を二人も落選させるなど健闘を見せたものの、総体的には完敗したと言っていいだろう

民進党と共産党が統一候補を擁立し選挙協力すると聞いた時

SEALDsのデモに頻繁に相乗りし互いの手を取り声援に応える民主党と共産党の議員の姿を思い浮かべた人も少なくないはず

あれだけデモで「選挙に行こうぜ!」と叫び続けていた、バカ騒ぎしていた若者たちよ!

君たちは今日本当に選挙に行っただろうか?

投票所に行ってきちんと投票しただろうか?

今年の春先まではまだ時折デモを開いていたものの、保育園落ちたの私だコールをしながらにこやかにデモに参加した主婦たちと記念撮影をしていたというSEALDsメンバー

それでも代表の奥田くんいわくSEALDsメンバーは全国を回り、民進と共産の統一候補を支援するため、裏方として頑張っていたのだという

しかし、デモを開き若者を集めて初めて影響力を持つSEALDsのメンバー

その彼らがバラバラに動き、目立たない裏方の手伝いをしたところで、ただのボランティアスタッフの1人に過ぎない

というか本当にそんなことをしていたかどうかすら疑わしい

誤解を恐れずに言わせてもらえば、散々選挙に行こうぜ!安保法案賛成議員を落とそうぜ!と大騒ぎしていたが



結局いざとなったら逃げ出した、そうとしか見えない

事実かどうかは定かではないが、SEALDsのメンバーが参院選を前にLINEで150名の友人に一斉に選挙に行こうぜと呼び掛けたのだという

ところが呼び掛けられた友人たちからうざがられ、そういうのやめてくれないと言われるのはまだいい方で、何人かからそういうことしてると友達がいなくなるよと返事が来たらしい

そもそもLINEの直接メッセージで呼び掛けること自体問題がある気がするし、どこまで真剣に選挙のことを考えているかあやしいもんだが、その程度のことで友達がいなくなるよというのもおかしな話だ

きっと元々友達って呼べるほどの間柄じゃなかったんだろう

とりあえず繋がりがある人間全員に適当に送ったんじゃないかと思われるこの話自体がSEALDsメンバーの選挙の捉え方だったんじゃないかと思う

代表の奥田くんは先月著書を発売し、それについて受けたインタビューでSEALDsの今後についてこう答えている

参院選終了後
SEALDsは解散する

改めてあの夏のSEALDs現象とは一体なんだったのか?



あの日

あの時

国会議事堂前に集まり、

選挙に行こうぜ!

そう叫んでいた若者諸君!

君たちは今日投票所に行っただろうか?

君たちは今日どこにいただろう?