被害者110番、位置確認せず=警視庁、自宅に警察官派遣-アイドル刺傷事件
 アイドル活動をしていた冨田真由さん(20)が東京都小金井市で刺され重体となった事件で、警視庁が冨田..........≪続きを読む≫ [アメーバニュース]

 

東京都小金井市で発生した冨田真由さん刺傷事件の話

 

元シークレットガールズでテレビ朝日で放送されていた今人気のイケメン俳優福士蒼汰くん主演の「仮面ライダーフォーゼ」にもワンカットながら出演するなどアイドル活動をしていた

 

 

 

 

と言ってもまだ芸能活動はされてますが、大学生の冨田真由20歳が自称ファン(こんな野郎はファンと認めん!)の岩埼友宏容疑者27歳に包丁で二十数カ所刺され、現在も意識不明の重体となっているこの事件

 

岩埼容疑者はSNSを通じ事件当日のイベント出演を把握、JR武蔵小金井駅近くで2~3時間待ち伏せした後、会場に向かう冨田さんを発見、会場まで追跡し会場入口前で兇行に及んだ

 

冨田さんは事件の前から岩埼容疑者の常軌を逸した書き込みに相当怯えており、自宅を管轄する武蔵野署を訪れ相談したが、武蔵野署は冨田さんに「もし現れたら110番してほしい」と答えただけで、岩埼容疑者への注意・警告等は行わなかった

 

その後、事件現場となった東京都小金井市でのイベント出演の連絡を受けた際にも、管轄である小金井署に「(冨田さんから)110番があったら対応して欲しい」と連絡を入れただけで、念のため駅や会場周辺に警官を配置する等の申し入れはしていなかった

 

というところまではテレビやネットニュースで見て知っておりました

 

そして、このニュースを見る度に

 

おいおい、そんなこと言ったっていきなり刺されたり、殴り掛かられたら110番なんかしてる余裕ないし、百歩譲って110番できたとして手遅れだろう?

 

そう思っておりました

 

事実本人が110番する余裕は無く、首を刺され助けを求めることもできないまま、目撃者が110番通報し警官が駆けつけるまで凶行は続き、避けることは出来なかったと

 

ところがです!

 

なんと警察発表では当初第一報は目撃者からの110番となっていましたが、何とその1分前に冨田さん本人からの110番通報を小金井署が受けていたというではありませんか

 

それも刺されてから必死に110番したのではなく、まだ岩埼容疑者が兇行に及ぶ前に110番通報していたのです

 

事件現場のイベント会場の住所は小金井市本町6-5-3で小金井警察署は小金井市貫井南町3-21-3

 

Googleのルート検索によれば警察署から現場まで車移動で僅か2分

 

 

 

 

徒歩での移動でも7分か8分、全力で走って駆けつければ当然もっと早い距離

 

というか歩いても10分かからない距離なんだから警官なら走ってすぐ駆けつけられる距離だ

 

 

 

 

自動車でも通報を受けてから出発までどう考えても最低2分程度はかかると思うが、それでも通報から5分もかからずに現場に到着できたはず

 

あくまで計算上の話で実際そう都合良くできるかは定かじゃないけど

 

しかし実際に警官が現場に到着したのはもっと経ってから

 

実は武蔵野署は小金井署に「110番があったら対応してほしい」と連絡するとともに、冨田さんの携帯電話の番号を緊急事態に即応するための「110番緊急通報登録システム」に登録していた

 

これにより冨田さんからの通報があった場合には、携帯電話の位置情報サービスにより場所を特定し迅速に対応できるようにしてあったわけだ

 

しかし、実際には冨田さんの110番通報内容は「助けて。きゃー」という悲鳴だけで、指令員と場所や状況説明等のやりとりはできず、通信指令員は通報から約40秒後に冨田さんの自宅を管轄する武蔵野署に彼女の自宅まで確認しに行くよう指示していた

 

そして冨田さんの110番から約1分45秒後に目撃者から「男が女性の首を刃物で刺している」という二度目の110番通報が入る

 

この通報により午後5時12分に警察官が現場に到着

 

そして冨田さんの携帯電話の電波から位置を確認する操作を行ったのは、警察官が現場に到着してから更に11分後の午後5時23分だった

 

先ほども説明した通り現場を管轄する小金井署から現場までは車で僅か2分の距離

 

しかも通りに面していて、警察車両が現場に入るのに四苦八苦するような場所ではなく、むしろ現場に車を横付けできる場所なのだ

 

 

 

 

それだけに最初の通報を受けた通信指令員が速やかに小金井署に出動要請をしていれば、あそこまで事態が悪化することはなかったのではないかと思われる

 

そもそも冨田さんはライブイベントに出演するからと会場と時間まで警察に知らせておいたはずだ

 

そして警察をその相談を受けて、110番すればすぐに対応すると約束していたはずだ

 

冨田さんはそれを信じて通報したのに、通信指令員が明らかに外出していて不在であるはずの自宅に急行するよう武蔵野署に連絡したのはなぜなんだ?


家から出かけて小金井市のイベント会場に行きますが、そこに来る可能性があって怖いんですと相談しているのに、出かけてると言われてる家に行けという話になんでなるんだ?

 

まさか肝心の110番通報の受け口である通信指令員には何の周知もしていなかったのか?

 

そもそも論で言えば、「110番緊急通報登録システム」などに頼らず、会場付近の受け持ちの交番勤務の制服警官にイベント開催前後の間だけ重点的に付近を巡回するよう支持をすれば済んだ話じゃないのか?

 

四六時中警護しろとは言えないが、交番勤務の人間の巡回ルートと時間を少しやりくりしておけば済んだ話としか思えない

 

無傷で済ませることはできないまでも、絶対ここまで酷いことにはならなかったはずだ

 

 

 

 

まさか上手い具合に事件が起きて、そして上手い具合に「110番緊急通報登録システム」で首尾よく事件を解決できればシステムのまたとない周知になるし万々歳だという具合に利用しようとしていたのではないか?

 

そんなゲスな勘ぐりすらしたくなるような話だ

 

誰が考えても交番のおまわりさんがその時間だけ現場付近に立たせておくだけで何事もなく済んだ話だ

 

どこからどこまでが初動だかわからないような事件だが、どう考えてもよくドラマで聞く「初動のミス」そのもの

 

どんな馬鹿が相談されても楽に防げたはずの悲劇を警察の初動ミスでみすみす許してしまった

 

ダジャレじゃなくて、本当にシャレにならない話だ

 

以前も警察というのはくだらない組織だ、みたいな実体験をブログに書いたが…

 

警察庁と警視庁が同席する場での挨拶で警察関係の皆様と言うのはNG!なぜ?じゃあ何と言えばいいの?

http://ameblo.jp/tawada8607/entry-12142571274.html

 

もしかしたら組織がくさっているとかうんぬんじゃなくて、警察官一人ひとりがとてつもないほど只の馬鹿なんじゃね日本警察?

 

などと言ったところで虚しくなるだけなのだが言わずにはいられない

 

警察が冨田さんと交わした約束は、110番をしてくれれば必ず助けるということ

 

その約束を信じて死の恐怖の中、必死で110番をした冨田さん

 

だが、結局その約束が果たされることはなかった……

 

今、警察に言いたいのは1つだけ

 

守れない約束はするな

約束したなら全力で守れ!

 

とにかく今はただただ彼女の回復を祈るばかりです