さあ、とうとう新日本プロレス『レスリングどんたく2016』のケーブルテレビ生中継の自宅観戦記の最終回

新日本プロレス『レスリングどんたく2016』のケーブルテレビ生中継の自宅観戦記、その2(全3回)
http://s.ameblo.jp/tawada8607/entry-12156663350.html

新日本プロレス『レスリングどんたく2016』のケーブルテレビ生中継の自宅観戦記、その1(全3回)
http://s.ameblo.jp/tawada8607/entry-12156662846.html

ちなみに、このブログはプロレスを知らない人には何の話か全くわかりません

そして、プロレスファンにはネタバレになりますのでご注意ください

注意はしましたww

というわけで、ここから本題

本日のメインイベントは、チャンピオン内藤哲也対チャレンジャー石井智宏のIWGPヘビー級選手権試合です





実に対照的な二人です

チャンピオンの内藤哲也はなんちゃって反体制

言い方をかえると、WWE的な反体制ということなのかな?

現在オカダカズチカ売り出し2億円プロジェクトの一環の日本人ライバルの売り出しの波に乗り、会社の思惑以上の会場人気を誇ります









おじさん(ゼツリンダー)はこういう口でプロレスをする選手が好きじゃありません

なぜかゆとり世代のファンは気づいてませんが、経営母体が変わっても新日本プロレスの商売のやり方は変わらないな

でも、新日本プロレスのファンが強さとか説得力じゃなくて、アメリカンプロレス的、WWE的な演出を求めるようになってきてる

だから切り口が長州力やUWF、蝶野の反骨的反体制じゃなく、内藤みたいな薄口反体制になっちゃうんだろうな~

そんな薄っぺらさがどうにも鼻についてしまいます

だって、EVILのPVやレーザー光線とか内藤のマイクに合わせた会場演出とか、完全に会社の協力無しには出来ないこと

もう内藤たちと会社は仲良しこよしのベッタリ状態なのがミエミエじゃない?

なんであれが自由奔放とか反体制に見えるのかな?

本当に会社の思惑を無視し、やりたいようにプロレスをしているのはむしろチャレンジャーの石井の方でしょう





それにしてもなぜインタビューが場末の飲み屋街?ww

しかし、WARでデビューした頃から知っている人間としては、彼がここまで登りつめるとは思わなかったな

彼はデビューした頃はどんな技でも簡単にやってしまう天才であっという間にジュニアタッグ王者になるなど非常に恵まれたプロレス人生を歩みだした人

言うまでもなくWARはあの天龍源一郎の団体で、彼の最初の師匠は天龍である



しかし、この天龍が自らWARを見捨てるようにして離脱したことから、彼の流転のプロレス人生が始まる

まだデビューから日が浅く、ネームバリューもない彼は突然フリーレスラーにならざるを得ない状況に

そして長州力のWJ(ワールドジャパンプロレス)に参加するも、この団体も空中分解し安住の地にならなかった

しかし、この第2の師匠、長州力との出会いが結果的には彼の安住の地となる新日本プロレス参戦に繋がることになる



新日本に上がった彼は常に全力ファイト

いつの間にか、本人も会社も予期しなかった会場人気を獲得することになり、いまや新日本プロレスの興業に欠かせないじゅうような登場人物の1人となった

試合はこの石井ちゃん(デビュー当時から会場でこう呼んでいたので、あえてここからはこの呼び方でいかしてもらいます)が久しぶりに昔のテクニシャンぶりを解禁

観客と対戦相手の内藤を大いに驚かせます

手を変え品を変えての足攻めで内藤をこれでもかと痛め付けます

石井ちゃんのドラゴンスクリューなんか見たことないでしょ?



でも昔の石井ちゃんはやれば何でも出来ちゃう人だったんで、こんなことは本来お茶の子さいさいなんですよ

そして、普段は見せない完璧な前転式膝十字固め、アンクルホールド、変型膝固めで勝負あった



と思われましたが、またしてもロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのEVILとBUSHIが乱入

何とかオカダとの連携で石井がEVILとBUSHIを排除し、遂に一騎討ち……

のはずが、何とここで放送終了

生中継ならではの事態にしばしフリーズ

懐かしいなぁ~

おじさんが中学時代のワールドプロレスリングは金曜8時の生中継だったからさ

肝心のメインイベントのアントニオ猪木の試合が始まる前に放送終了なんてざらにあったさ

思い出すなぁ~アントニオ猪木対スコット・マギー

まあ、どうせ勢いと会社のプッシュがある内藤が最後は逆転勝ちするんだろうからさ

石井ちゃんが負けるところを見ずに済んでよかったかな?

どうせ、あれだろ?

ウルティモ・ドラゴンのアサイDDTのパクり技

デスティーノだっけ?





なんかそれらしくやってるけど、入り方からフィニッシュまで完璧に大阪プロレスにいた政宗の雷切だよね、この技

誰も想像もできなかった世界を見せると言う割りにはやってることは、チンケな小悪党みたいな真似とパクり技だけだよね、今のところ

『あせんなよ』なんて言わずにそろそろあせって、ビシーッと口だけじゃないところを見せてくださいよ内藤さん