ごめんなさい
実はそんな大した話じゃありません
今日の午前中、我が事務所の固定電話に不具合が発生したんです
なぜか外部からの受信はできるんですが、発信ができません
受話器を上げて耳に当てれば、きちんとツーっと音がするんです
仕方なく固定電話の契約業者である某テレコムさんのＳＥにスマホから電話
年末の週の頭ということもありすぐに駆けつけるのは無理との返事
そこでとりあえず何か試せることはないかと聞いてみる
するとほとんどの人は想像ついたと思いますが、おそろしく乱暴で原始的な方法になるが機器の電源を落としてくれと言われました
まあ、パソコンと一緒ですよね
要するにＩＰ電話なのでセンターに配したサーバーを介し通信しているので、そのサーバーがフリーズしているんじゃないかというわけです
で、これも想像つくと思いますが、プッシュボタンにも反応しないため、仕方なく本当に乱暴ですが電源コードを根元から引っこ抜くことに
そして念のためＩＰ電話サーバーだけでなく、サーバーに接続したＨＵＢやルーターなどすべての電源も一度完全に落としてから再起動するよう指示されます
これもご存知の方も多いと思いますが、根元からコードを引き抜いても短い時間だとまだ機械が通電している可能性があるので、１分か２分そのまま放置してから差し込んでくださいと言われるんですよ
もちろん今回もすべての電源コードを機械の根元から引き抜き、２分ほど放置
さあでは再起動の作業を始めようという矢先に、なぜか１本の電話が鳴りました
驚いてサーバーを置いてあるコピー室から出ると、目の前の環境部の電話が鳴っている
もう電話が復旧したと思った環境部の職員が電話に出ます
何やらよくわからないことを言っているようですが、とにかくクレームの電話だといいます
しかし、考えてみてください
電話機の電源は確かに入っていますが、通信に必要なサーバーの電源は完全に落ちています
というか電源コードを引っこ抜いたままです
電話などかかってくるはずがありません、通信不可能な状態なのですから
驚いてスマホをつなげたままにしてあったので某テレコムのＳＥに確認しますが、試したことはないものの物理的に通話は不可能なはずと言います
彼いわく、電話を買ってきてコンセントを差し込み電源入れても使えませんよね電話線が通じてないから、今はその状態と同じですから通話はできないと
そして、「本当に話してるんですか？切れたことに気づかず説明を続けているだけじゃないんですか？音がしない状態のはずなので」とも聞かれたので、もう一度コピー室から出て覗いてみます
しかし、その間にも電話に出た職員は、「はい、はい、おっしゃる通りです、はい」と電話に頭を下げながらクレームに対応しています
つまりこちらから話しているのではなく、先方が話しているようなのです
近づいてみると意味不明っぽいですか、確かにクレームらしく結構な剣幕の男性の声が隣に立っている私にまで聞こえてきます
電話機を見ると非通知ですが、確かに通信状態を示しています
ここでふとやはりおかしいと思い始めました
先ほど１本の電話が鳴ったと言いましたが、環境部の電話は４本あって同じ番号を共有してますから、鳴るなら４本なんです
でもその職員の電話しか鳴らなかったんです
慌てて隣の職員の電話の受話器を取ると、やっぱりツーツーとか通話可能を示す音はしません
つまりやはり電話線は通じていない、電話機の電源だけが入った状態のはずなのです
だから当然今クレームに頭を下げている職員の電話も通話できないはずなのです
結局向こうが突然電話を切るまで通話は続きました
その間確認しただけでも１０分以上
ほどなく電源を入れ直すとトラブルは復旧しました
某テレコムのＳＥに復旧したことを告げながら、どうしても納得いかなかったので、もう一度ＩＰ電話サーバーなどのすべての通信用機器の電源を落とした状態で電話で通話できるか確認しました
試したことはないのでわかりませんが、物理的には通話できないはずですとしか言ようがありません
申し訳ありませんが、私はそこにはいなかったので正直ありえない話なので本当に通話していたのですか？としか言えませんとのこと
でも結構なダミ声のおっさんがえらい剣幕でまくし立てたのは間違いなんだけどなぁ～
不思議なこともあるもんだなぁ～とも思ったが、私も実際対応した職員はじめ環境部の人間は全員声を聞いてますから、絶対に本当に電話はかかってきてるんですよ
なんか釈然としないんだよなぁ～
あの電話かけてきたジジイ腹立つなぁ～ww
変なタイミングでくだらない電話かけてくんなよ
どうやってつながったんだよ、まったく
腹立つなぁ～