愛知県の警察署内に盗聴器 ミヤネ屋が特集の取材中に発見したものだった
http://news.livedoor.com/article/detail/10938317/

ハッキリした詳細な日時等は明らかにされていないが、日本テレビのワイドショー番組「情報ライブ ミヤネ屋」の取材中に、愛知県警北警察署の刑事課に盗聴器が仕掛けられていたことが判明していたことが明らかになった。

ミヤネ屋では12/10に放送するため、番組企画「盗聴バスター」の取材でで、先週から名古屋市内に潜む盗聴器の調査をしていたのだという。

そして、盗聴電波を発見するため名古屋市内を通行していると、「110番通報が…」「被害者と…」といった明らかに警察関係者と思われる会話を傍受。



内容から警察署内に盗聴器が仕込まれているのではと、一番近い北警察署周辺で調査を開始したところ、やはり北警察署から強い電波を感知。

その後、連絡を受けた愛知県警が北警察署の署内を点検したところ、刑事課の延長コードにつながれたプラグ型電源タップの中に仕込まれた盗聴器を発見と相成った。



盗聴器が発見された刑事課は、当然のことながら通常部外者が入るようなことはない……はず。

よく昔の刑事ドラマを見ていると、ラーメン屋や蕎麦屋の出前がずかずか入り込んでいるが、まあ普通はあんなことはないはず……だ。

つまり普段は一般人、部外者が入り込むようなことは絶対にあり得ない部屋に盗聴器を仕掛けられていたことわけだ。

現在、愛知県警では県内の全警察署を対象に一斉点検を始めているそうだ。

一体誰がこんなことをしたのか?

よくネズミ取りなどを避けるために警察無線を傍受みたいな話はネットで見掛けたりするが、これはそんな話とはまったく次元の違う話だ。

警察署の中にある刑事課で交わされる会話など、我々一般人には何の関係も興味のない話だ。

当然一般人が入り込んで盗聴器を仕掛けるなどあり得ないし、そもそもそれ以前に入り込めない……はずだ。

そう考えると身内、つまり署内それも刑事課の中にいる人間が仕掛けたというのが一番自然だし、そう考えざるを得ない。

現在愛知県警が行っている調査の結果、盗聴器の存在が北警察署の中だけで済めば、一警察官の出来心という話で済むかもしれない。

だが、もしも他の警察署からも同様に盗聴器が出てくるようなことがあれば、日本警察史上最大クラスの不祥事に発展するかもしれない。

これはあくまで個人的な考えだが、ミヤネ屋は愛知県警の調査が完全に終了するまで放送をすべきでなかったと思う。

万一、外部の組織と通じて在籍する警察署内に盗聴器を仕掛ける警察官が複数名いた場合、すぐに盗聴器を回収してしまい完全に証拠を隠滅してしまう可能性があるからだ。

かなり飛躍した考えだが、複数名の警察官を組織的に抱き込み、大々的に刑事課の情報を収集するような組織が存在するとしたら、相当大規模な反社会的組織しかあり得ない。

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