中国大使の話は話として、いちいち取り合わないというこれまでのスタンスを保つことは、政治的に非常に大切なことだと思う。
ただ、この話をいつものようにただの与太話として受け流してしまう日本人も、正直ちょっとどうかしてるんじゃないかと思う。
海外では、政府レベルは別にしても、欧米先進国であっても今回の中国大使と同じような視点で日本を見ている人も決して少なくはない。
そのような現実もきちんと認識しておく必要がある。
何よりも、実際に全国ネットの報道番組インタビューで、次期内閣総理大臣の有力候補が日本は核兵器を「1年以内に作れる」と公言している。
そしてその人物は、だからこそ日本は決して抑止力維持のために原子力政策を放棄してはならない、常に1年以内に核兵器を作れる状態を堅持しなければならないと断言しているのだから。
一部の政治家の暴走を許さないためにも、我々日本人もいい加減現実を直視し、きちんと平和維持のために本当に必要なことはなんなのかということについて、国民レベルで議論しておくべきだと思う。
中国大使、日本に核開発の恐れ=国連総会委で応酬 - Ameba News [アメーバニュース]
http://news.ameba.jp/20151021-577/