英国レクサスは、CT200hのボディ構造に関する情報をプレスリリースにて発表しました。
■LEXUS CT 200h: ENGINEERED FOR SPORTY HANDLING AS WELL AS
FULL HYBRID FUEL EFFICIENCY
http://www.lexusgb-press.co.uk/protected/releases/2010/61389lex.htm
ハイブリッドカーというと、環境性能は高いが、運転性能は我慢せざるを得ないケースが多い。
CT200hは、VW GolfやBMW1シリーズなど強豪が多いCセグメントに投入されることもあり、環境性能と運動性能を両立するのは必須命題となります。
この命題に対応するために採用されるのが、YAMAHAが開発した「パフォーマンスダンパー」です。
このダンパーが、前後2箇所に設置されることになります。量販車にこの「パフォーマンスダンパー」が装備されるのは初めてとのこと。
「パフォーマンスダンパー」に関する技術説明は、開発論文を一読頂くのが良いでしょう。
端的に申し上げれば、走りの質感向上、運動性向上、安定性向上、乗り心地向上、静粛性向上効果を得られるパーツです。
■パフォーマンスダンパーの開発
http://www.yamaha-motor.co.jp/profile/craftsmanship/technical/publish/no38/pdf/ts_01.pdf
CT200hには、このパフォーマンスダンパーのほかにも、車体剛性を向上させるために、メンバーブレーズや、溶接スポット増しを行っています。
ハイブリッドの環境性能を保ちつつ、運動性能を向上させることを同時に行う開発を進めているレクサス。 CT200hのプロダクションモデルは、10月開催のパリ・モーターショーで公開となります。