田植百 TAUE HUNDRED
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収穫間近!

田植百 TAUE HUNDRED-生産者さん 昨日は、関東地方もすごい雨でした。今まで降らなかった分がまとめて空から落ちてきたという感じ。おかげで、気温も下がり過ごしやすかったですが、外出時には大変な思いをされた方も多かったことでしょう。

ちなみに、稲刈り日の予報は「くもり」です。稲刈りといえば「秋晴れ」というのがイメージですが、残暑厳しき本年の状況を考えると「くもり」ぐらいが作業をするうえでもちょうどよいかもしれません。ただ、雨だけは困りものです。雨が降ってしまった場合は、稲刈りは延期となります。

さて、稲刈り日まであとわずか。今回の田植百のお米、どんな味がするのか今から楽しみですね。でも味とかよりも、一番重要なこと、それは今回のお米には、たくさんのサポーターさんの思いがいっぱいつまっているということです。地球環境のこと、世界の食糧問題のこと、日本の農業の未来のこと、食の安心安全のこと・・・それぞれのサポーターさんが担っているそれぞれのフィールドにおける熱い思いとエネルギー、それが一本一本の苗を通じて、イネくんとステビアくんとの共同作業の結果、今、まさに結実しようとしているのです。

※写真は、生産者の大串さん。

稲刈りまであと 2日

稲刈り間近

田植百 TAUE HUNDRED-稲刈り間近昨日は、京都で39.9度を記録・・・残暑というより、これは夏そのものですね。でも、そんななかでも朝晩は、ほんの少しですが過ごしやすくなってきたような感じもします。そして早くも始まっている秋物バーゲン。今年は、超短い秋になりそうな気配。

さて、田植百の田んぼは、ほぼ収穫を待つのみとなり黄金色の海原と化しています。今年は、稲刈り時期も全国的に早いですね。

というわけで、前回は稲刈り時の注意第一回として、カマでケガをしないようにというのをアップしました。ほんとうにケガにだけは、じゅうぶん気をつけてくださいね。それと切れないカマほどケガしやすいですから、その点も注意が必要です。包丁と同じですね。
また、カマは普通の草刈ガマでもできないことはないですが、以前にご紹介したように、できればノコギリガマという刃がぎざぎざしていて、ちょっと短いタイプのものがベストです。最近は、100円均一などでも見かけますので、準備してきてくださいね。

で、おさらいはこのあたりにして、本日は服装等のこと。まずこの残暑ですから、服装面での熱中症対策は万全に。帽子とかもお忘れなく。それと女性の方は紫外線対策でしょうか。紫外線は3分間浴び続けただけで既に肌への影響を及ぼしはじめるとか。
あと、暑いですけど長袖は必須かもしれません。田植えのときと違って、稲の葉や穂などが肌にふれるとチクチクしてどうしようもないことになりますよ。軍手も必需品ですね。装備を万全にして、楽しく稲刈りできるよう、準備を怠りなく。

稲刈りまであと 4日

気候変動の影響

田植百 TAUE HUNDRED-稲穂9月5日朝晩は、少しですが過ごしやすくなってきたかな・・・と思ったのもつかの間。まだまだ続く熱帯夜・・・いや、困ったものです。

最近、農家さんと話をするたびに出てくるのは、やっぱりこの暑さのこと。ここまで暑いと、日本はこのまま亜熱帯気候になってしまうのではないか・・・気候変動については冷静に科学的データをもとに考えていかねばなりませんが、そういう不安にとらわれている農家さんが大変多いのは事実です。

「異常猛暑の影響」第5回目となる本日は、病気のこと。温度がこんなふうだと、いろんな病気も発生しやすくなります。というのも、植物の病気の原因は、病原菌やウイルスなどの微生物である場合が多く、それら微生物には活動が活発になる温度帯があります。よって例年であればこの時期に活動が活発にならないはずの微生物の活動が活発化すれば、病気の発生も多くなります。
病気の発生が多くなればどうなるか・・・農産物の生産量が減ることもそうですが、農薬の使用が増えることにもなるでしょう。
よって、本当に安心安全な食の確保にとっても、気候変動は無視できない大変重要な要素のひとつなんです。

さてさて、稲くんはすっかり実りの色に色づきました。今まさに稲くんは、「登熟期」といって、モミの中身が熟成中。おいしいお米の最終仕上げ段階というわけ。
そして稲刈り日まで一週間を切りました。次回からは、稲刈りに向けての情報をアップしていきますね。

稲刈りまであと 6日

自然の緻密な摂理

田植百 TAUE HUNDRED-稲刈りまで7日朝晩は、少しですが過ごしやすくなってきたかな・・・という関東地方。みなさんのところは、いかがでしょうか。

さて本日は、「異常猛暑の影響」第4回目。今回もお米のことです。
今年は、春先の冷夏予測に反して猛暑となり、稲の成長は進みました。稲穂のみのりもまあまあいいようです。でも、暑すぎたことが稲に与える悪い影響は前回のお話の他にもあります。

それは、高温障害といって、稲穂が出て熟していく期間に気温が高すぎると、モミガラの中に生成された糖分が正常にお米のデンプンに変化せず「腹白米」なんて呼ばれるものになってしまう現象です。
以前、お米の花が落ちた後のモミガラの断面写真をご紹介しましたが、まだその時点ではモミの内部は白いものが詰まっている状態でしたよね。あれが蓄えられた糖分。あの白いものが、熟するにしたがって半透明になっていくのですが、高温が続くと、白く濁ったお米になってしまいます。もちろん味は、よくないです。

気温が低すぎてもダメ、高すぎてもダメ・・・自然界の摂理って、けっこう緻密にできてるんですね。でも、そんななかで、田植百のイネくん達は本当に良く育ったものだと、つくづく感謝です。

稲刈りまであと 8日

美女と稲穂

田植百 TAUE HUNDRED-ほら、こんなに9月に入り、本来であれば衣替えなんでしょうが、街行く人たちは、まだその大半がクールビズ。この暑さでは、しかたないですよね。

さて、「異常猛暑の影響」も第3回目。今回は、お米のことです。
今年は、春先には冷夏予測で稲の不作が言われていましたが、5月になると一転して気温が急上昇。猛暑日が全国的に連続し、稲もぐんぐん成長。ああ、よかった・・・というところですが、この暑さで懸念されていることもあります。

それは、実際の収量がどのくらいになるのか、ということ。稲穂のみのりは順調に見えても、実際に脱穀してお米にしてみたら量が少なかった・・・こんなことを危惧する人もいます。

というのも、モミというのはお米を外界から守る重要な防壁です。今年のように暑いと、モミは厚さを増して、熱からお米を守ろうとするわけです。モミガラが厚くなれば・・・そう、当然お米はその分小さいものになりますよね。

自然界の影響って、単純じゃない・・・のですねえ。

さて、でもそんなことで暗い気持ちになっても仕方がありません。最後は、美しい写真でしめましょう。本日の写真は、木下あおいさんと田植百のイネくん。木下さんとのツーショットで、イネくんも頑張ってきたかいがあったという・・・そんな一枚です。
稲刈りまであと 9日

イネにズームイン

田植百 TAUE HUNDRED-イネにズームイン!今日から9月ですが・・・残暑が厳しいですね。

さて、本日は、イネくんにズームイン!したのが左の写真。実る時期を過ぎて、熟する時期に入ってます。なんといっても稲刈りまであと10日ですから。
でも、稲穂はまだまだ黄色味が薄いですね。葉っぱもまだ緑色ですね。これから10日あまりの時期(登熟期といいます)にどんどん熟して黄金色になっていきます。
楽しみ、楽しみ。

さて、昨日から突然「異常猛暑の影響」をお伝えしはじめましたが、本日は虫です。
今年は気温が高くて、通常では出てこない(というか数があまり増えないので目立たない)虫たちも大発生。特に害虫が大量に発生して被害を受けている農産物がたくさんあります。そんな中で、今日とりあげるのは葉もの野菜。芯食い虫というのが野菜の芯の部分に入り込んでしまうという被害がかなり出ています。この虫が入っていると、外見はなんともなくても、収穫して袋詰めしてお店に並べておいたりすると虫が中から出てきて、お客さんがびっくり・・・というようなことになりますので、やっぱり販売できないな、ということに。
困ったものです。

稲刈りまであと 10日

実りの色!

田植百 TAUE HUNDRED-8月31日の田んぼまだまだ暑い日本列島。みなさんもぐったりでしょうが、いろいろなところで影響が出ていますよね。「異常猛暑の影響」と題して、今日から少しずつお伝えします。

というわけで、本日は魚!サンマの不漁は、ニュースなどでもやっていますが、危機的なのはサンマだけではない!のです。ブリのような養殖魚にも影響が大きく出ています。気温が上がると水温も上がる。水温が上がると赤潮が発生しやすくなる・・・というわけで、本年は養殖ブリが赤潮の影響をかなり受けています。ああ・・・いろんな食べ物が高嶺の花になっていくのでしょうか・・・

さてさて「田植百」の田んぼは、実りの色に一面が彩られてきました。実りの色って?もちろん黄金色ですよ。田んぼの全景は既にかなり色づいています。でも、まだまだこれから変わってきます。
というのも、今はまだ稲穂が色づいている段階で、葉っぱはまだ緑色をしています。これが、葉っぱも色づいてくると、一面が黄金色(こがねいろ・・・ですからね)に彩られ、そよぐ風に穂波がたつ・・・なんて風景になってくるのです。
ああ、待ち遠しいですね、刈り取りの日が。

稲刈りまであと 11日

木下さん来田!

田植百 TAUE HUNDRED-木下あおいさん!今日も暑いですね。玄米食べて夏バテしなように頑張りましょうね。

昨日は、われらが田んぼに素敵なお客様が来てくれました。「田植百」のプロデューサーでもあるインナービューティー・プランナーの木下碧唯(あおい)さんです。(写真中の左側)

木下あおいさんは、実りが進んだ「田植百」の田んぼを視察したり、生産者に様々なことを質問したり、お世話になっている方たちへのご挨拶を行ったりと、猛暑のなかを精力的に動いていかれました。

5月の田植えよりあっという間に9月になろうとしていますが、その間のイネくんの成長には、木下さんも感動。イネくんも頑張ったかいがあったと、きっと超うれしい思いをしたことでしょう。

ちなみに、本日はTBS「王様のブランチ」に再び「田植百」が登場しました。実りの秋におススメのトレンディーな活動のひとつとして、「田植百稲刈りイベント」が紹介されました。関係者の皆様、有難うございました。

稲刈りまであと 15日

お米ができるプロセス

田植百 TAUE HUNDRED-中身が・・・ 今日も暑いですね。今年は、春先に冷夏予測が出ていたほどでしたが、一転しての猛暑と好天続きで、全国的にもお米の成長はよいようです。

さて本日は、稲穂が熟していく過程を少し詳しくお伝えしましょう。

以前は、おおまかに「出穂」→「開花」→「登熟」という段階を経て、お米ができていくとお伝えしましたが、実はこの間にもう少し細かいプロセスがあります。

まず出穂して開花すると、次にイネは「乳熟期」という段階にはいります。出穂から約2週間くらいの期間で、モミの中に生産されたでんぷんがたまり始めます。この時期のモミを指でつぶすと、まだデンプンが固まっておらず白い汁が出てくるので「乳熟期」。
そしてデンプンがじゅうぶん蓄えられると、それが固まってゆく「糊熟期」という期間に入ります。
そして最後に、本来の意味での「登熟期」。だいたい最後の2週間ほどで、この時期にお米が完成していきます。

外からは見えないけれど、イネくんの内部では、こんな変化が起こってるんですよ。

稲刈りまであと 19日

稲刈りまであと20日

田植百 TAUE HUNDRED-稲穂の変化8今日も暑いですね。暑さ対策もいろいろありますが、基本は暑さに負けない身体づくり。そのためには、日ごろからの玄米食が一番。
玄米には、人間に必要なほとんど全ての栄養素が含まれていますし、なにより生きたお米であるということが重要です。玄米は、水につけておくとちゃんと芽がでます。(発芽玄米なんて商品があるくらいですから・・・)そして玄米を食べるにはやっぱり無農薬・無化学肥料。

「田植百」のイネは、完全無農薬・無化学肥料でステビア草という注目の天然ハーブを使って栽培しています。加えて、木下あおいさんをはじめとして、農業や環境、食糧問題などを深く考えるサポーターさん達が結集して育てた超プレミア米。
木村秋則さんの『奇跡のりんご』を読んだ方なら判ると思いますが、植物って育てる人の思いの入れ方で大きく変わるんです。植物にも心があるといわれていて、けっこう敏感に人の心に反応したりするんですよ。

「田植百」には、地球環境や地域の活性化、それに一人でも多くの人に本当によいお米を届けたい、世界の食糧問題もなんとかしたい等々という多くの人たちの思いがこめられています。それは単なる人間の利己的な思いとは次元の違うもの。そんな思いは、きっとイネくんにも通じているはずです。

稲刈りまであと 20日
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