本日は御徒町へ。

そのついで鈴本演芸場へ行ければ行きたいな~と思い行ってまいりました。

それに喬太郎師匠がトリですし♪


演目

春風亭 ぽっぽ 「転失気」

古今亭 菊六   「湯屋番」
鏡味 仙三郎社中 「太神楽」
柳亭 燕路    「だくだく」
蜃気楼 龍玉  「親子酒」
昭和 のいるこいる 「漫才」
柳亭 左龍   「初天神」


お仲入り


柳家 紫文   「三味線漫談」
橘家 文左衛門 「寄合酒」
ダーク 広和  「奇術」
柳家 喬太郎  「竹の水仙」+甚五郎ベル(おまけ) ※クリスマスにあわせて


まず鈴本演芸場は非常に混んでおりました。

開演前に行ったものの、もうかなりの満員状態でした。

でもひとりだったので、空いている無難な席にヒョイっと座ることができました。


今回はキョン師匠目当てでしたが、初めて見る噺家さんが多かったです。

春風亭ぽっぽさん、古今亭菊六さん、橘家文左衛門師匠。

菊六さんは学習院大学の2年先輩になるのかな^^面識はもちろんないけど・・・


柳亭左龍師匠の初天神は面白かった。

子供を連れているお父さんと子供自身の演技の差が面白い♪

また子供の表情がとってもかわいい^^あめやお団子をほしがる様子が素敵でした!


文左衛門師匠は二日酔いらしく・・元気がなかったですが、

さすがお噺に入った途端雰囲気は一変!寄合酒は初めて聞くお噺だったけど面白かったです♪


さて、トリは喬太郎師匠!

風邪をひいていて喉がガラガラでしたが、さすがは師匠。

お噺は「竹の水仙」。こちらも初めて聴くお噺。

噺が始まったときは「抜け雀」かな?と思いましたが、「竹の水仙」というお噺なのですね♪


ところどころで入る師匠の面白いネタ!会場は大爆笑でした。

・部分的に入る現代語のギャグを言った後「古典だ!我慢しろ!」

・「なんだこの1席は! 今日出てくる登場人物は全員風邪をひいているのか!?」※師匠の声が風邪声だったから^^

・大松屋の主人をかばう人物の表現をキョン師匠が権太楼師匠の真似をしたあと、「なんだ君は!柳家権太楼のマネをしとるのか!?」

・セリフを噛んだあと「噛むなバカ!」などなど


ブログにこの言葉だけ書いて読んでいても面白くないと思いますが、実際に古典落語の流れの中で、師匠のところどころに入るギャグを聴いていると面白いです。


最後は登場人物の、天下の名工として名高い、左甚五郎(ジンゴロウ)の名前に重ね合わせ「ジンゴロウベール、ジンゴロベールジングルベール」みたいな形でおしまい。

「竹の水仙」+「甚五郎ベル」のおまけつきという感じでした。


いやいやクリスマスの日にたくさん笑いました。