京都にて

行って来ました『京都コンサートホール』。はい、もちろん、全聾の天才作曲家、佐村河内守さんの『交響曲第一番～HIROSHIMA～』の世界初演を聴く為にです。

障害者を支援している人達を中心に、市民の皆さんによる手作りのコンサートでしたが、1500席のホールは満席。心のこもった、暖かい雰囲気の中、記念すべき世界初演は大成功。拍手はいつまでも鳴りやみませんでした。

終演後、近くの焼肉店『南山』にて、100人規模の大パーティーが開かれました。三枝成彰先生や、ラサール石井さんと共に出席。秋葉広島市長とも再会しました。次は、是非広島で全曲演奏を実現して欲しいですね。

帰り際に、見送って下さった佐村河内守さんとツーショット。彼の喜びがひしひしと伝わった一時でした。

地獄のような苦しみの中にいるからこその喜び…いずれも、我々の想像を遥かに越えていると思います。今日の演奏も、あの盛大な拍手も、彼は聞くことが出来ないのです。

そんな中、音楽の素晴らしさを、音楽の持つ力の凄さを、改めて認識。心に残る一日になりました。