INSP
私が愛用する洋服ブランドの一つであり、デザイン、コンセプト、そして値段においても気に入っているブランドです。
『INSP』は、地球に優しいオーガニック素材を基礎としており遊び心を主体にラフで自分らしいライフスタイルをモットーに、デザイン・製造・販売までこなす佐野公康さんの掲げたブランドです。
物の売れないこの時代。新しいブランドも5年経てば消滅する。生き残るのがやっとのこの時代に、北海道から沖縄迄のファンに支えられて、来年11周年を迎えます。
『INSP』KIMIYASU SANO
先日、ミルコクロコップ選手と対戦した石井慧選手が着てるTシャツは『INSP』です。
ミルコクロコップ選手の肘打ちで頭部流血により惜しくも試合はドクターストップになりました。とはいえ、石井選手の著しい成長は言うまでもなく、着実に強くなっている印象でした。彼は自らを「Mr 劣等感」と名乗り、日々幼年期に受けた劣等感を肥やしに練習に励む姿勢は、大成を目的とする継続した日々の努力からくる孤独感を味方につける発想として有効に使えますが、彼は引き続きこうも口にします・・・「僕は、強くなって、そして大きくなって、上に立って、僕を馬鹿にした奴らに上から唾を吐きかけたい!笑」ウケの悪い言葉を平然と口にする少々残念な部分もありますが、今や大きく成長した彼の劣等感の対象は何なのでしょうか。そんな彼も、過去に世話になった人への誕生日には毎年メッセージないしプレゼントを送り続ける律儀で心優しい一面もあります。
彼は柔道界での功績もさることながら、北京五輪金メダリストであり19歳4ヶ月という現在史上最年少で全日本選手権を制する等、記録をもっている。
しかしながら、車の運転はヘタクソ。人の話を聞くときにあくびをする。身体の柔軟性がない。ウマそうな話には目を輝かせてすぐに飛びつこうとする。
決して器用だとはいえない彼の、実直なまでの勝利に対する姿勢は、不可能を可能にする程の執念があり遠回りでもゆっくりでも実現させる努力は、「ウサギと亀」の童話を彷彿させており、見習えるところも多々ありますので、今後とも応援の程宜しくお願い致します。
※試合が終わって、記者会見を受ける石井選手。
少し色気を見せたのか、試合前に自分で眉毛を剃ったんだ。と言っていた。
ミルコクロコップとの再戦は実現するのでしょうか、今年もう一試合決まっているそうです。彼が必死に殴り合っている姿を見ていてふと思い出すのですが、以前彼の合宿に付き合った時、コインランドリーで彼は一点をジッと見つめながらボソリとこう呟いたんです。。。「でも本当は、僕は殴り合いや争い事が嫌いなんです。絵を描いたり、奇麗な景色を写真に撮ったりする方が好きなんです。。。」
新宿伊勢丹
『mabanua』
『mabanua』というアーティストの曲です。
なかなか良いですよ😉
※ youtubeはPCからでしか聴けません😣
mabanua / talkin' to you
Mabanua - Him feat. Tamala
Sunday Jazzy Mix - Hiphop/Abstract/Crossover
春ですね…
もうすぐ四月にもなり、この時期様々な変化が行われる時期でもあります。消費税のアップをはじめ、社会人は入社や退職に異動での転勤、学生は卒業や入学と、同僚との別れがあり、そしてまた出会いがあります。
私事ですが、近所に住む友人が引越すことになりました…
彼は、20平米くらいのこじんまりとした美容室の居抜きに一人住まいをしています
彼の部屋には美容室当時のままに、鏡が壁に張り巡らされており、ドアはスライド式自動ドアでしたが、電気代節約のため、常に電源はOFFにしているのだそうです。
そんな彼の部屋は、道沿いの壁がガラス張りで通行人に部屋の中をしばしば覗かれていました。だからガラスと丁度同じ幅のブラインドサッシを買って遮るように吊るしています。しかしどうしても隅に1cmくらいの隙間が空いてしまう…。
夕方、下校途中の学生が数人でその隙間から部屋の中をいたずらに覗いてくるのだそうです。
彼は、「時々ヤンキーみたいな学生がここの隙間から覗いてくるんですよ。」と呆れ仕草で言っていました。
彼のアパートは二階建てで彼の部屋はその一階ですが、上の住人が用を済ますと水洗便所の流す音が薄い壁を通して聞こえてきたそのあとに、部屋中に臭いが立ち込めるそうです…。
彼は、排水管の工事を大家さんに頼みましたが、工事は一向に捗らなく、臭いと一緒に生活する事を強いられました。
彼は、大家さんや不動産、管理会社を相手取り、戦いました…
一年の歳月が経ち
結局、彼の部屋から臭いが消える事はありませんでした。
とうとう彼は引越しを決意して4月6日に部屋を去ることになりました。
彼は、ここに引越して来た当初、とてもこの部屋を気に入っていると言っていました。
大好きな大型バイクが部屋の中まで入れられるんだって心踊らせて話していました。いつもベットのすぐそばにバイクを止めて、そのバイクを眺めながら寝ている彼を私は知っていました。
上の住人がトイレを流したあと、う◯こ臭いが立ち込めた時も、配管工事をしてもらうんだって、意気込んでいた彼の思いも知っていました。
大家さんや不動産、管理会社と戦っている最中の彼の決意も知っていました。
知っているからこそ、彼にはその部屋に住み続けて欲しいという思いが強くなってきました。
私は彼にエールを送りましたが、彼は部屋から去る事を決意しました。
仮に自分がこの部屋に住むことを考えたら、一日も耐えられないんじゃないかって、彼に対して敬意の念が湧いてくるのがわかりました。
この時期、別れは仕方ありませんが、彼には何処の住まいでも贅沢な心境で生活できるのではと、今は期待を込めて見送るばかりです。
達者でな。
追伸※以前、私は彼に使い古したミニコンポをプレゼントした事があります。彼は古い物が好きだと言ってミニコンポを大事に使ってくれました。ある日彼のうちに遊びに行ったら、既にミニコンポが片付けられていました。彼に聞くと、エアコンの下に置いていたら水滴が落ちてきてショートしましたと答えました。
新ルール
私が子供の頃、相手をコントロールして投げる事を最重要として教わり、技術を磨いてきました。身体の小さい者や力の弱い者が身体の大きな相手や力の強い相手を投げる時は絶妙なタイミングが必要になり、その為に牽制した技を掛けてみたり、投げられない程度に相手の技を受けてみたり、タイミングを計るために組み合ったまま静止するという事もありました。そこには無論程度というものもありますが、その程度の判断は相手を投げるための行為なのか、それとも相手との戦いを拒むための行為なのかの見極めにあり、試合では審判員にも同様の技術が必要でなければ理解できませんでした。
そのため、体の小さい者や力の弱い者が一見消極的に見えても、それはタイミングを計っており、攻められながらもタイミングよく相手をきれいに投げる光景などもあったりしました。
※ 「精力善用 自他共栄」のについて書いてる文献がありましたのでご覧ください。
http://www.kodokan.org/j_shihan/seiryokuzenyo.html
http://www1.ocn.ne.jp/~uenolog/kotoba/01kotoba165.html
長文おつかれさまです。。。
読んで頂き有難う御座います。ここまで読んだついでに一曲お聴き下さい。
『Dave Brubeck - Take Five』