地方ファンの呟き〜2014.10.23 | AKB48、とある地方ファンの呟き

AKB48、とある地方ファンの呟き

とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。

最近めっきりと朝晩が涼しく、というかそれを越して寒くなってきました。
先日、つい我慢できず今シーズン初めて暖房のスイッチを入れました。つい1ヶ月前には暑い暑いといいながら冷房を使っていたのに、季節の変化というのは怖いものです(笑)。


全国ツアー

今日は、AKB48の全国ツアー、チームKが宮崎県でコンサートを行いました。ニコニコ動画でも生中継をしていたので、途中まで見てましたが(DMMの公演もあってそちらに切り替えたので)、やっぱりこれくらいの規模のコンサートがこのグループには合っているのかなと。お祭り的な意味でドーム等大きな場所でやるのは年に1度ならありかもしれませんが、席によって不公平感が大きかったり、出演メンバーが多すぎることで、出番の多かったり少なかったりで余計なストレスを抱え込むのはやはり精神衛生上よろしくないので。
ネット配信は、大人の事情もあり、いろいろハードルがあると思いますが、自分のような地方ファンにとっては本当にありがたいです。映画館中継があれば見に行きたいですが、一番近いところでも片道2、3時間かかるので簡単には行けませんので、たとえ有料であっても観られる環境があるというのは嬉しいことです。会場のキャパシティもありますが、チケットもなかなか入手できないということもあり、そういう人たちのためにもこういうライブビューイングがAKB48だけでなく、いろんなところで広がっているのはいい傾向だと考えます。
自分にとって3年ぶりのAKB48のライブまであと半月です。今日の中継を見てて実際に観るのが楽しみになりました。早く見たくて遠征しようとも思いましたが、地元で観ることに意義があるので我慢していました。まさか3年待たされるとは思っていませんでしたが(笑)。



新公演はいつ?

昨夜のANN、NOTTVの「あんた誰」の再放送を見た流れで観てましたが(最近はラジオだけでなく、NOTTVだと映像付きで観られるので)、物々しい予告タイトルもあり、何か重大発表があると思いきや、基本的には雑談のような話ばかりで、特に身になるような話は聞かれませんでした。新公演について秋元さんが「755で訊かないで、心が折れるから」と愚痴とも弱音とも言える発言をなさってましたが、ファンからすれば文句の一つも言いたくなる話で、もう何年も待たされているメンバーのことを思うと黙っていられないというのが正直なところではないでしょうか。昨年新聞広告で大々的に宣伝までしたものの結局できたのはNMBのチームN公演のみで、指原さんからSについての進行具合を聞かれ「だいたいできている」と蕎麦屋に例えたかたちでもうすぐ出来ると言っていましたが、これまでの経緯を考えると、実際にものが出来るまでは安心はできないです。
いろいろお忙しいのは重々承知していますし、貴重な時間を割いて各グループのシングル曲とそのカップリング曲、最近リリースになったパチンコ用の楽曲、派生ユニットの曲、等を書いていて、年間のリリースペースを考えるととても公演曲を書いていられないというのは、わからなくもないですが、仮にそうであるとすれば、何か別の手立てを考えるなりして、対策を考えないと、「出来るつもりだった」という気持ちでいるうちはしたらいつまで経っても新公演はできません。風呂敷を広げた以上、しまう必要がありますし、責任を務めるというのは上に立つものの矜持かと思います。期待して首を長くして待っているメンバーも決して少なくないでしょうし。


AKB48の描く未来像

現在のAKB48の置かれた状況としては、既に発展途上で右肩上がりの状態ではなく、坂を上りきった状態でその先がどうなるかという段階に差し掛かってます。今後もこの調子でいくのか、なだらかに下っていくのか、それとも急激に下がっていくのか、現時点では未知数であり、どうなっていくかは誰にもわかりません。ただ今のうちに将来に想定されることに対し、備えをしておくことは必要でしょう。AKB48はこれまで様々なサプライズを行ってきましたが、サプライズは即効性があり、センセーショナルな分メディアもこぞって取り上げるし、成長期のグループにとってはメリットが大きかったかもしれません。
ただ今や国民的アイドルグループとまで言われるようになったAKB48の場合、一歩使い方を間違えれば、痛い目に遭いかねない一種の劇薬とも言えます。劇薬ゆえに取り扱いは注意が必要ですし。そればっかり頼ると実際の薬同様、中毒になってしまいます。
一方で地味かもしれませんが、足元をしっかり固めることがおろそかになっていないかと危惧しています。目先のことも大事ですが、中長期的な視点に立った未来へのビジョンを示してもらいたいものです。昨夜のANNでそういった話も聞かれるかと少しは期待もしたのですが、実際はおじさんたちが集まっての飲み屋トーク状態でしたね(笑)。

「昔に比べて小粒になった」という声もありますが、それはあくまで分母の数が増えたからそう見えるだけで、才能の塊というか、将来の楽なメンバーはたくさんいます。磨けばもっと光る可能性のある才能を抱えていながら、なかなか機会に恵まれなかったり、経験が不足していたりと、ほんのちょっとのきっかけで変われる可能性があるのに、宝の持ち腐れになっていないか、個々のメンバーだけでなく、グループ全体を俯瞰的に観る視点が今こそ大事ではないでしょうか。


アンチの方は何かあるたびにAKB48を陥れようと、あれこれ言ってきますが、AKB48の良識あるファンであれば、どうか自分の応援しているグループやメンバーの足を引っ張ることは自重してほしいです。ファンはメンバーを写す鏡であり、ファンの不祥事はメンバー、そしてそのメンバーの属するグループの評判を危うくするものです。「○○のファンは素晴らしい」と言ってもらえるように自分を含めてですが、今一度気持ちを引き締めたいと思いました。