8月26日の大阪日日新聞の記事から。
タイからアジアゾウ2頭寄贈 天王寺動物園に繁殖目指し
>激減しているアジアゾウの繁殖を目指し、
>生息地のタイ・スリン県から大阪市の天王寺動物園に雄と雌の子ゾウ2頭が贈られることが26日、
>関係者の話で分かった。近く正式に調印する。
>天王寺動物園には、
>1950年春にもタイからアジアゾウの春子が寄贈され、同年の入場者数は約158万人を記録。
>春子が到着した大阪港から、歓迎の人並みが沿道を埋めたというエピソードが残っている。
>同動物園によると、2頭はいずれも5歳の雄ブンミーと雌ヌンニン。
>スリン県で個人が飼育していたという。
>タイの政情が不安定なことなどから、寄贈時期は未定。
>現在、天王寺動物園では春子とインド生まれのラニー博子の雌ゾウ2頭を飼育中。
>2004年1月にタイの森林地帯を再現した新しいゾウの飼育舎が完成したばかりで、
>天王寺動物園の長瀬健二郎飼育課長は「アジアゾウは数が減っているので、
>ほかの国で繁殖させ種を保存することが大事。ぜひ早く来てほしい」と到着を待ちわびている。
← アジアゾウの雄ブンミー(上)と雌ヌンニン
ゾウの個人所有っていうのも日本では想像できないが
タイでは普通なんですかね(・・?)
5歳の♂と♀のペアというのも
長寿動物のゾウにしてみたら、今後の繁殖という面ではベターかも。
今の天王寺動物園のゾウの放飼場の広さでは
2頭新たに入ってくると狭く感じられるかもしれないし、
すぐそばにある長い間使っていない円型展示場を壊して
(どうせ使ってないし…)
ゾウの放飼場を広げて欲しいものである。
それにしても。。。
政情不安定のため時期が未定、というのも。。。(苦笑)
同じ日の夕方に掲載された‘続報’
「ぜひともゾウを大阪に」 タイ首相官邸で橋下知事
>タイ・バンコクを訪問している大阪府の橋下徹知事は26日、タイの首相官邸で記者会見し
>「子供が喜ぶゾウをぜひとも大阪にほしい」と述べ、
>寄贈に向けた手続きを進めるよう、同政府に求めた。
>会見に同席したタイ政府側は「法律的に難しい面もあるが、どうにか成功できるよう調整する。
>タイのゾウで幸せを大阪に運びたい」と答えた。
>約60年前にタイから来園したゾウを飼育する大阪市天王寺区の天王寺動物園が、
>タイに数年前から子ゾウの寄贈を求めてきた。
>同動物園によると、雄と雌の子ゾウ2頭が送られることが決まった。
>これに先立ち、橋下知事は26日午前、バンコクのスクムパン・ボリパット知事を表敬訪問。
>「政府間ではなく大阪とバンコクで交流を築きたい」と強調。
>「川を利用した街づくりで協定を結べたらうれしい」として、水都をPRする両都市の関係強化を提案。
>スクムパン知事も「連絡を取り合いましょう」と応じた。
橋下知事のバックアップがあれば可能性が高いですかね(・・?)