東山動物園再生プラン白紙撤回! | あ~した、てんきになぁれっ!

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河村市長、再生プラン撤回明言 東山動植物園を視察  (5月4日 中日新聞)
 >河村たかし市長 は3日、名古屋市千種区の東山動植物園を視察し、
 >再生プランの白紙撤回を明言するとともに、園内の歴史的な建造物の活用や保存を
 >盛り込んだ条例を6月議会にも提案すると明らかにした。
 >再生プランは、市長がマニフェストで
 >「いったん立ち止まって再検討する」と約束していた4大プロジェクトの一つ
 >開園80周年となる2017年までに400億円を投じ、大規模な改修を進める。
 >視察は、歴史的な建造物が中心。現計画では、正門を入ってすぐの場所に
 >戦前からある噴水や大木、並木通りなどが移築や伐採されるとの報告を受け、
 >市長は「歴史的なものを全面的に生かした設計にするよう」変更を指示した。
 >市長は公約で「歴史建造物の活用」にも言及している。
 >国の文化財登録制度では築50年以上の建物に減税などの優遇施策があるが、
 >条例は、建造物の保存が進むように、さらに優遇策の上乗せや、
 >取り壊しの規制などを盛り込む考え。
 >連休中のこの日、園内は家族連れで大にぎわい。
 >市長は、握手やサインの求めに気軽に応じていた。
 >春の陽気の下、1時間近く歩き回り、ともに視察した市議に「ビールでもどう?」。
 >しかし園内は酒類の販売禁止と知らされ「信じられん」と残念そうに話した。

解説すると、東山動植物園の再生プラン というのが既に進行していて
2017年までに動物園を‘動物の視点に立って’全面的に作り直すというもの。
この件については昨年11月に『情熱大陸 』でも取り上げられた。。。
但し、この再生プランは名古屋市の前市長が打ち出した4大プロジェクトの1つであり、
河村現市長は、この見直しを公約として当選したという経緯がある。。。
「白紙撤回」を明言しているという事は、既に完成したチンパンジータワーは別として、
今後新たな施設の建設(あるいは建て直し)は望めないことを意味する。
また、白紙撤回を公約した市長が当選したということは、
東山動物園の‘再生’を名古屋市民は望んでいないということになる。
名古屋(東山動物園)といい、京都といい、古い動物園の全面再生が打ち出され、
‘動物のための動物園’が出来上がると期待していただけに
‘東山動物園の挫折’は残念極まりない。。。(苦笑)
名古屋市の税金をどう使うかは、名古屋市民が決めるべきことであり、
よその人間が口出しすべきことではない。
少なくとも名古屋市民は税金を動物園に使うより、
それ以外のことに使う方が‘有意義である’と考えたということになる。
そういった方々が、定額給付金をどういうふうに使ったのか、
是非教えて欲しいものであるが…。

余談ではあるが、
 東山動物園では5月4日にモノレールの車輪脱落事故が発生したことで、
 河村市長は2日連続で東山動物園を訪問する羽目に陥っている。。。(苦笑)

ついでにいうと、
 東山動物園の視察中に「ビールはねえのか?」とほざき、
 園内では酒類の販売禁止を教えられると「ビールぐらいええやろ!」とほざいたそうである。
 こんな輩が市長とは名古屋市民も大変であろうと同情する。
 全国全ての動物園は飲酒、喫煙は絶対禁止とすべきであるが、
 そんなこともわからんような輩が市長とは。。。(苦笑)

名古屋市は市長が変わって、動物園の再生プランが白紙撤回された。
京都市も、もし市長が変わると動物園の再生プランは白紙撤回されるのかな?(苦笑)