見ない
三者三様
急に寒くなってきました。
猫という動物は非常に寒さに弱く、寒いととたんに活動性が落ちて、暖かいところで眠ってばかりいます。
ひばり動物病院のニューフェース、ちゃびちゃんは悪さばかりするので、診察中は院長室に閉じ込められることが多いのですが、診察が一段落して部屋に戻ると、たいてい暖かい椅子の上でのびのびと寝ています。昼まっから大あくび。良いご身分だこと。
我が家のにゃんも8歳になり、どんどん寒さに弱くなってきました。
ベランダに出たと思ったら、すぐに走って帰ってきて、ストーブの前に直行です。
にゃんが座れるように座布団を置いているのですが、そこだと遠すぎるといわんばかりにファンヒーターの近くに陣取ります。暖かさに貪欲とはいえ、そこは暑すぎるのではと心配してしまいます。
立石動物病院のオガちゃん。小笠原出身だけあって、とても寒さに弱いよう。
隙あらば、人の暖を利用しに膝に乗ってきます。
温かいひざは最高だニャー。嬉しさのあまり、もみもみ行動。気持ちよいのですが、ずっと座っていることが出来ず、そのたびに謝らなくてはいけません。
寒い冬はこれからが本番。猫との密接度が高まるので、悪い季節ではありません。
平田聡子
寒くなると
目の前が見えなくても
メイちゃん頑張れ
わが立石動物病院の古株、めいちゃんです。
全盲ながら立石動物病院の環境に適応し、猫舎の自分の部屋と受付と院長室の椅子と、自由に行き来しています。そのメイちゃんももうすぐ10歳(拾われたので本当の年齢はわかりませんが。)。いつの間にか年をとってしまっていました。
いつも食べているフードを昨日の夜から食べないということを聞いたのが先週の金曜日。
すぐに検査をしたところ、腎臓の指標となる数値が基準値の3倍程度に上がってしまっていました。
あわてて、詳しい尿検査、膵炎の検査、レントゲン検査、超音波検査を行い、すぐに点滴開始。
1日目はおとなしく点滴を受けていたのですが、2日目になるともうおおあばれ。
3日目からは点滴は諦め、皮下補液で治療を行いました。
食欲も出てきて、数値もだいぶ下がりましたが、正常値までは下がりません。どうやら、継続的な治療が必要なようです。
今後は、定期的な皮下補液と腎臓用のフードと定期的な血液検査をしていきます。
まだ、体重もしっかりあるので、頑張ってくれるでしょう。
メイちゃん、理解できないと思うけど、どうか治療に協力をお願いします。
めざせ、長生き。
【仲良しフォト】
ひばり動物病院でお預かりしたFランちゃん(フレンチブルドッグ)とHメちゃん(ブルドッグ)です。
仲の良い2匹ですが、どちらかというと体の大きなHメちゃんがFランちゃんを頼っているようです。
年下だからかな。
平田聡子