故郷に帰ろう | アオタケ囲碁通信

故郷に帰ろう

最近、久々に土肥に帰ってきているのですが、

地元の衰退は、正直、すさまじいものがあります。


まず、商店街が帰省する度に店が新しく閉まっていきます。

儲からなくて店を閉めるというケースもあるのですが、

最近は、跡継ぎがいなくて店を閉めるケースも多いそうです。

(喫茶店のおばちゃん情報)


また、平日の昼間ですが、町中を歩いている人がほとんどいません。

最近は町内に働き口があまり多くないため、若い人がみんな

田方、三島、東京方面へ出ていってしまうのが主な原因だそうです。

(書店のおばちゃん情報)


そして、ある日の朝刊に載っていましたが、この一年間で

新たに町内で生まれた子供はわずか20人。

将来、小学校中学校は一学年数人という体制も考えられます。

(ローカル新聞情報)




よって、老後は土肥に住もうと思っていましたが、このままでは、

伊豆市の海水浴観光の箱物自治体になってしまいかねません。


その対策として、土肥を復活させるためには、何よりまず

人を集めて、何かしらの雇用を生み出すことが必要だと思います。


出生→教育・学問→結婚→介護→死亡

定住→仕事、日常生活・余暇・ストレス発散等の

人生のサイクルを、全て自治体の中で

回せるようにしないと、人がどうしても外部へ流れていきます。


仮に復活計画がうまくいくとしても、

人口などの目に見える成果を上げるためには

10年20年必要ではないでしょうか。


地方の自治体を育てて維持していくのは大変だと、

町の近況を見て、聞いて、とても感じました




さて、みなさんの自治体はどうですか?

何か最近変わっていることがあったら、

参考までに教えてもらえると嬉しいです。