ヤマダ電機が安い理由 | アオタケ囲碁通信

ヤマダ電機が安い理由

先日、ヤ○ダ電機に行ったら、
やけに家電が安く、理由が分からなかったので
調べてみることにしました。


■大型量販店のメリット

1.何でもある
2.安い



■どうして、何でもある上、安くできるのか?

家電製品を作るメーカーは、
商品を多く作れば多く作るほど、
単価を安く済ませることができます。

(商品を作り始める際は、工場設備など
初期投資が必要だが、量産に入るとそれが無くなるため)


そのため、各メーカーは、
商品をたくさん生産するために
商品をたくさん売ってくれる卸売さんを探します。


だから、たくさん売ってくれる卸売さんには、
メーカーは1台あたりの卸売価格を安くして売るのです。


このような仕組みは、
「規模の経済性」と呼ばれ、
日用品や工業製品にはよく現れます。
http://www.nsspirit-cashf.com/manage/keizaisei_bunseki.html



■まとめ(?)

よって、販売能力が高い量販店(卸売店)になるほど、
プリンターでもスキャナでもカメラでも、
他より安く仕入れることができるということになります。


だから、ヤマ○電機やビックカ○ラ、
エ○ィオンといった家電量販店は、
今も店をじゃんじゃん増やしたり、
10%20%という異常なポイント還元率で
価格最安値を競ったりしているのです。


また、会社の仕事には、
卸売の営業という職場もあり、
いったい何を交渉するんだろうと思っていたけど、
メーカーさんとの価格や扱う量など、
交渉する内容はかなり重要なのかもしれません。


扱うモノによっては、営業の結果ひとつで、
売上がドーンと増えたり、逆に
一気に消えてしまったりするのだから、
プレッシャーも大きいと思います。



いろいろな仕事があるけれど、
なんだかんだで、メーカーの好不調を決めるのは
営業のみなさんの努力あってのものだと思います。

営業をがんばってる人には、敵いません。