資格を取ってもそれほど就活が有利にはならない理由【後編】 | “確実に内定とか究極の面接術とか魔法の言葉とか信じない本気の方のための”採用経験者のここだけの話的就活応援ブログ

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年間で600名くらいの方と面接をしていた人事採用経験を持つ社会保険労務士がお届けする、確実とか究極とか魔法とかいった上辺だけのスキルではなく就活の本質だけをお届けする渾身のブログです。

昨日、「資格を取っても就活がそれほど有利にならない理由を考えてみて下さい」という話をさせて頂きましたが、お考え頂けましたでしょうか?

資格を取っても就活が有利にはならない理由は、
資格は皆様を採用した方が良いという証明にはならないから
です。

じゃあ資格が必須の募集はどうなるの?
という話ですが、これは採用活動の土俵に上がれるか上がれないかの問題で、有利になるわけではありません。

この場合、「資格は持っていることが当たり前」にされてしまうんですね。

いずれの場合にしましても、資格を持っていることが有利に働くというわけではないんです。

資格が仕事をしてくれるわけではありません。
仕事をするのは皆様自身です。

ここで勘違いしてはいけないのは、「資格は無意味」と言っているわけではありません。
ビジネスに関係する資格でしたら取っておいても便利だと思います。

私が強調したいのは、
「どんな資格を持っているか?」ではなく、
「どんな成果を出せるか?」の方が大事
だということです。

応募条件に特に必須の資格が設定されていない場合、何かの資格を持っていて成果を出せない人材より、資格を持っていなくても成果を出せる人材の方が魅力的です。

資格が必須であれば、その資格を生かして「どんな成果を出せるか?」ということがポイントになってきます。

長くなったのでまとめますと、
・資格をとれば就活は有利になるというものではない。
・資格があってもその人材が成果が出せる人材という証明にはならない。
・しかし、資格はあっても良い。もちろん必須の場合もある。
・資格が必須であれば資格は持っていて当たり前という判断をされる。
・資格が任意でも必須でも資格を持っているのであれば、その資格を生かして何が出来るかを伝えられるようにしよう。
・それで初めて資格は役に立つ。

私が企業で採用の仕事をしていた時は、資格は必須ではありませんでした。(イレギュラーで必須の職種も募集したりしましたが)
何か珍しい資格や難しい資格をもっていても「おぉぉぉ、すごい

とは、やはりなりませんでした。

資格を取るには時間もお金もかかります

就活のための資格を考えるのであれば、今日書いたことはくれぐれも意識して頂ければと思います






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