フィルムコミッション | まさみつのひとりごと

まさみつのひとりごと

趣味の川柳を中心に日ごろの出来事、感じたことを書いていきます。

聞きなれない名前だと思いますが映画会社が各地方で映画を撮影する時に協力する団体のことを言います。

青森県は知る人ぞ知る映画撮影王国です。一口で言えば手付かずの自然が多いということだと思います。

高倉健さん主演の「八甲田山」、松本清張原作の「砂の器」、緒形拳さんの「おろしや国酔夢譚」、森繁さんも出ていた青函トンネルの「海峡」、最近ではカーリングをテーマにした「素敵な夜僕にください」、十和田市出身の川上健一さんの「アオグラ」、七戸町でロケした「傷だらけの天使」、青森市出身の女性監督の横浜聡子さんの「スーパーミラクルラブストーリー」では全部津軽弁で主演はなんと松山ケンイチさんです。

撮影場所は横浜監督の母の実家の後潟と隣の蓬田村でした。ちょっと書いただけでもこれほどあり私の知らない映画もまだあると思います。


先日川嶋大史さんというつがる市のメデイアプランナーをしてる人の講演を聴く機会がありました。東京で映画制作会社にもいた人でつがる市のフィルムコミッションにかかわってる人です。

その川嶋さんの話によると青函トンネルのある三厩村(みんまやむら)にイギリスの映画会社がきてぜひ青函トンネルを舞台に映画を撮りたいと交渉に来たそうですが外人を相手にするのが面倒だったのか役場の担当者が断ったそうです。

後でわかったことらしいですがこの映画はなんとあの有名な「007」だったとのことで担当者が地団駄踏んで悔しがったとのことでした。これもすべて三厩村にフィルムコミッションがなかったためだと思います。

もし映画が作られてたら一大観光地になった事は間違いないと思います。