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オススメ

出てしまったかもしれません。。。

2011年下半期。。。


俺の中での。。。


ベスト小説!!!


どん!!!




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「ジェノサイド」/高野和明


まずね、映画化はやめておこう。
絶対ダメね。
2時間やそこらで描こうとしない方がいい。

ドラマ化はね、
予算無理でしょ。
日本ではね。

海外ドラマクラスだったらどうだろう?
ちょっと見たいかもなー!!!


エンターテインメント小説としても、超絶に面白い。

そして、しっかり考えさせられる。

物語に登場する、とある学者の台詞。。。

「すべての生物種の中で、人間だけが同種間の大量虐殺(ジェノサイド)を行う唯一の動物…
…中略…人間性とは、残虐性なのさ。」
「善なる側面が人間にあるのは否定はしないよ。しかし善行というものは、ヒトとしての本性に背く行為だからこそ美徳とされるのだ。それが生物学的に当たり前の行動なら賞賛されることもない。」

一番ガツンと来た台詞でした。

戦争を繰り返す人間の本性が自らを滅ぼす。。。



地球を何十回も滅ぼせる数の核兵器が世界に存在する、
70年代、東西冷戦の緊張が高まる中、
人類滅亡の危機の可能性についての調査研究をまとめた「ハイズマンレポート」。


死んだはずのウィルス学者である父親から突然メールを受け取った、
創薬化学専攻の日本の大学院生。


「肺胞上皮細胞硬化症」という不治の病に冒された息子のため、
傭兵として常に戦場に身を置く元米国特殊部隊員。


ホワイトハウスから発せられた、内戦の絶えないコンゴでの極秘作戦。



これらの要素がもーう、色々絡まって面白過ぎます。


是非読んでみて欲しい!!!