長かった。。 | TARO SOUL オフィシャルブログ「SOUL BLOG, TARO DAYS」Powered by アメブロ

長かった。。

いや、長くかかってしまった。

読み終えるまでに。。

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「虐殺器官」/伊藤計劃

"ゼロ年代ベストSF"という評価される、本作品、

SF小説というのは、初めて読んだんですが、

俺みたいな初心者が想像する、SFといえば、宇宙人、ロボット、タイムマシーン、、、

と、いうようなステレオタイプな感じではなく、


ヒロシマ、ナガサキ以来の核爆弾がサラエボに投下されてしまった後の、

近未来の世界(恐らく、2020~30年くらい)が舞台。

先進諸国は徹底した管理体制(生活のありとあらゆる局面で認証を要求される)に移行したことで、
テロが一掃されたが、後進諸国では、内戦、大規模虐殺が急激に増加。

米軍の特殊暗殺部隊に所属する兵士が主人公が、そんな後進諸国で虐殺の陰に見え隠れする、
一人の人物を暗殺しようと駆け回る、というのが大筋のストーリー。

確かに、SF小説ということで、人工筋肉を採用した乗り物や、兵器など、
CGを駆使して映画化したら、凄いことになりそうだなーと、思わされる、
世界観が全編に貫かれていますが、

特殊部隊にいる主人公が、紛争地域に赴いて、標的を暗殺するという、
ストーリーから連想されるような、手に汗握る迫力のアクション!みたいな、
”いかにも”な内容ではありません。

俺が面白いな~と思ってたところは、

主人公と登場人物との会話を通して、語られる、脳機能学と言語学についての見解だったり。。。

良心というものに、究極的に向き合った作品だなーと、思いました。


チョムスキーの本とか好きな人に、オススメです。



さて、いよいよ明後日に迫って来ました。

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完全に祭です。

金曜は皆さん、横浜に!!!!!


HOLLA!!!