「闇サイト」で集まった凶漢三人の犯行により命を落とした一人の女性がいた。彼女はなぜ殺されなくてはならなかったのか。そして何を残したのか。被害女性の生涯に寄り添いながら、事件に迫る長編ノンフィクション。
2016/11/30 大崎 善生
Kindle版
◆いつかの夏、女性は殺される瞬間まで闘った 凄惨すぎる「名古屋闇サイト殺人事件」
http://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20161210_149131/
東洋経済オンライン / 2016年12月10日 15時40分
大崎善生は大好きな作家の一人である。もちろん最初の一冊はあの『聖の青春』で、いきなりファンになってしまった。以後、著作のほとんどを読んでいる。どの本も面白いのだが、なかでも、稀代のSM作家・団鬼六を描いた『赦す人』などは、誰にでも勧めたくなる出色のノンフィクションだ。
いちばん好きな作品は、短編集に収められた「優しい子よ」である。重い病に冒された子どもとの交流に題材をとった私小説は、大崎の作品に限らず、これまでに読んだ本の中で最高に泣けた本である。いや、「である」ではなくて、今や過去形だ。
『いつかの夏』がいちばん泣けた本の座を奪ったのである。何度も何度も嗚咽をこらえられないほど泣いたのは、この本が初めてだ。
■罪なき女性が帰宅途中で犠牲者に
2007年におきた名古屋闇サイト殺人事件は、ネットで知り合った見知らぬ同士がおこした事件であったこと、まったく面識のない罪なき女性が帰宅途中で犠牲者になったこと、そして、その殺人方法があまりに残虐であったこと、などから世間を震撼させた。犯罪の特殊性から、永山基準を満たさないにもかかわらず死刑の判決が下されたことを覚えておられる方もおられるだろう。
その事件の全容を描いた本である。という常套句を使いたいところだが、この本は少し違う。犯罪そのものについての記述は全体の半分あるかないかだ。考えてみれば当然かもしれない。ネットの闇サイトで知り合った三人の犯人が顔をあわせて、わずか4日の間に殺人事件をおこしてしまったのだから。それも、行き当たりばったりに。
前半では、被害者である磯谷利恵さんの生い立ちが丹念に綴られる。一歳の時に父親を急性骨髄性白血病で亡くした利恵さんは、母親の富美子さんと二人で生きてきた。父親がいないから、と言われたりしないように、というお母さんの育て方が良かったのだろう、よく気の利く賢い少女であった。大学には少しなじめず、ひきこもったような時もあったけれど、真面目にしっかり働く気丈夫な大人の女性になった。囲碁カフェで知り合った、数学者をめざすちょっと変わった大学院生の恋人もできた。運悪く犯罪の犠牲者にならなければ、皆に知られることもなかったはずの、ごく普通の、いや、とても素敵な女性である。
最初は取材を拒否しておられた富美子さんである。母一人子一人で育て上げた利恵さんのことを思い出しながら大崎に詳しく話す気持ちはどんなだったろう。しかし、正直なところ、読みながら、どうして生い立ちがこれほど詳しく描かれているのかがよくわからなかった。いってみれば、どこにでもあるような話なのである。しかし、そこで紹介される小さなエピソードの数々が、本の後半、事件における利恵さんの行動や裁判の経過が語られる段において重要な意味を持ってくる。
まったく無計画に行われた犯行は、非情にして凄惨だ。車の中で頸を締められ、それでも息の根が止まらないので、コンクリートを割るような大型のハンマーで20発も30発も頭部を殴られている。恐ろしいことに、それだけの間、死ねなかったということだ。そして、最後はゴミでも捨てるように遺棄された。あまりにむごい。
■生きるために精一杯闘った
しかし、利恵さんは、絶望的な状態の中にありながら、猥褻な行為をおこなおうとする犯人をはねつけた。いつか母親に家を買うためであろう、800万円の預金があった。そのキャッシュカードの番号を、殺すと脅しをかけて執拗に聞き出そうとする犯人たち。必死に抵抗するが、最後には「2960」と伝えてしまう。裁判でも証言されたその暗証番号の意味を知った時、泣かずにいられる読者などいないはずだ。
強姦を未遂で終わらせただけでなく、最終的にはかなわなかったとはいえ、生きるために精一杯闘った。新聞報道などで、その勇気ある反抗を「命乞い」と書かれたことに母の富美子さんは憤る。犯人に対する態度は、命乞いなどではなく、まごうことなき闘いであった。
我が子が殺められたことを知らされた時の富美子さんの状況も詳しく書かれている。しかし、その気持ちは想像すらつかない。追い打ちをかけるように、被害者遺族の考えを理解しない無神経な報道が過熱する。そこで、富美子さんはマスコミに手書きの文章をつきつける。
何の落ち度も、関係もない娘に対し、あれほどの異常な行為を行った人間の存在を、私は認めることはできません。
絶対に、絶対に、許しません。
この言葉を裏付けるように、死刑嘆願の署名活動を開始する。そして、33万人以上の署名が集まった。証拠としては採用されなかったが、裁判官の心証を動かすには十分すぎる数だろう。それが、殺人被害者が一人であるにもかかわらず、長い間踏襲されてきた永山基準が適用されずに、三人の犯人のうち二人に死刑が下されるという一審の判決につながった。
本の後半、裁判の過程や富美子さんの回想を読んでいると、生まれた時から31歳になるまでの利恵さんのことをよく知っていたかのような錯覚に陥ってしまう。そして、前半部分に書かれていたいくつものエピソードがフラッシュバックのように蘇り、それぞれに涙がこぼれてしまう。キャッシュカードの番号がその最たるものである。こうしてレビューを書いている時でさえ、涙ぐんでしまう。
大崎は最後に記す。
書かれたくないであろう人の人生を書いてしまったことに、ひきつるような後悔の念がなくはない。しかしそれでもやはり磯谷利恵さんの人生は書き残しておくべき意義のあるものだという強い思いは変わらない。富美子さんは私よりも数倍強く、同じ思いなのではないかと思う。
このいつまでも心に深く残る本を読み終わった今、まったく同じように思う。そして「生まれ変わるとしたら、空とかになりたい」と語っていた利恵さんも、天国で同じ思いを抱いておられることと願いたい。合掌。
http://news.infoseek.co.jp/topics/toyokeizai_20161210_149131
【関連】
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◆愛知の夫婦強盗殺人、死刑判決の被告が上告
読売新聞 2016年11月10日
愛知県碧南市で1998年、夫婦2人を殺害して現金を奪ったなどとして強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職堀慶末被告(41)が、1審・名古屋地裁に続き死刑とした名古屋高裁判決を不服として、最高裁に上告した。上告は8日付。
同高裁は8日の判決で、堀被告が夫婦殺害に関与したと認めたうえで「死刑はやむを得ない」として、堀被告の控訴を棄却した。
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最高裁に上告した・・
最後まで足掻いている通名の堀慶末ですな。
処刑場まで、刑務官が担いで行かなければ、始末できないかもしれません。
共犯の日本人・神田司は死刑( 2015年6月25日処刑 )であり、
主犯のコリアン・堀慶末が無期懲役刑の不可思議な2審判決であった。
無念を晴らす・・2960(憎むわ)語呂合わせ、母親への伝言
*追記 2012.8.6(殺される前、被害者の磯谷利恵さん(当時31歳)は、銀行カードについて嘘の暗証番号「2960」で答えたと、事件発覚後母親は知ったのです)
堀慶末の無期懲役刑確定直後に別件の強殺事件が発覚・・
愛知の夫婦強盗殺人事件
堀慶末容疑者(本名・金慶末)
愛知県碧南市で1998年、会社役員馬氷一男さん=当時(45)=と妻里美さん=同(36)=を殺害し現金6万円などを奪ったとして強盗殺人の疑いで逮捕 された佐藤浩容疑者(36)と葉山輝雄容疑者(43)が、闇サイト殺人事件で無期懲役が確定した堀慶末容疑者(37)に「誘われた」と供述していることが 4日、碧南署捜査本部への取材で分かった。
2012.8.4 17:29 (産経ニュース)
テーマ:情報
闇サイト殺人堀慶末(在日の帰化人)TV
あの手ののっぺりした顔は在日だよな
407: 名無しさん@1周年 2015/06/26(金) 00:24:05.23 ID:+vC0vbOv0.net
第 17264 号
昭和 59年 8月 22日 水曜日
官 報
(本 紙)
○ 法務省告示 第三百九十一号
左記の者の申請に係る日本国に帰化の件は、これを許可する。
昭和五十九年八月二十二日 法務大臣 住 栄作
住所 名古屋市守山区※※※※※※※※※※※※※※
金※※(堀※※、橋本※※)昭和39年1月18日生
金※※(堀※※、橋本※※)昭和40年9月8日生
金※※(堀※※、橋本※※)昭和43年4月10日生
金慶末(堀慶末、橋本慶末)昭和50年4月29日生 ←ビンゴ!!
昭和50年4月 2015年6月現在 40歳!!
kj-闇サイト殺人堀慶末(在日の帰化人)Chunichi
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015062502000242.ht
闇サイト事件の堀容疑者 余罪が多すぎて怖い
http://matome.naver.jp/odai/2135833732511143601
やっぱり帰化朝鮮人は...
438: >>407 2015/06/26(金) 00:44:55.07 ID:+vC0vbOv0.net
>>430
余罪
時事ドットコム
パチンコ店に通い事件計画か=堀容疑者、当時近くに居住?愛知夫婦強殺
愛知県碧南市で1998年、パチンコ店店長馬氷一男さん=当時(45)=夫婦が殺害された事件
"捜査関係者によると、馬氷さんは当時、同県尾張旭市のパチンコ店に住み込みで勤務し、
定休日の月曜に合わせて週に1回帰宅していた。"
※記事は削除済み
パチ●ンコ店に通い事件計画か=堀容疑者、当時近くに居住?愛知夫婦強殺
一方、堀容疑者は隣接する名古屋市守山区に住み、同店に客として通っていたという。(2012/08/06-21:54) ←住所もww
※記事は削除済み
『人殺しの眼』
なりすまし犯罪者の見分け方・・
写真や動画だけでも判別できます。
まして実物の観察では、ほぼ確定可能です。
直観を働かせるからでしょうね。
蛇蝎を見物するのは不快ですが、危険人物の判定は、防衛本能です。
必要な時代が来ました。
「人殺しの眼」の堀慶末(在日の帰化人金慶末)が主犯です。
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【私見】
やっと、やっとです・・長かった。ずっと「人殺しの眼=金慶末」を追っていた。
異常犯罪、凶悪な犯罪が起きると、コリアン系の犯行を疑う時代になったのです。
ネット空間で探索が始まると、瞬く間に高確率でコリアンの正体が暴かれるw
2015年7月9日後の在日対策・・
正体を暴かれて、追い詰められています。
◆警告:「火病犯罪」が増えるでしょう。
署名活動は終了いたします。
ご協力いただいた皆様には心より感謝しお礼申しあげます。
本当に有難うございました。
http://ameblo.jp/tarooza/entry-12121459887.html
合掌