高松宮殿下記念世界文化賞 絵画部門 横尾忠則 私見『夢見能力』 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。



高松宮殿下記念世界文化賞
(たかまつのみやでんかきねんせかいぶんかしょう、Praemium Imperiale)は、1988年(昭和63年)に財団法人日本美術協会が前総裁・高松宮宣仁親王の「世界の文化芸術の普及向上に広く寄与したい」という遺志を継ぎ、協会設立100周年を記念して創設した賞である。(Wikipedia)

受賞者 2015年 第27回 
絵画部門   横尾 忠則


横尾 忠則(よこお ただのり、1936年6月27日 - )は、兵庫県西脇市生まれの美術家、グラフィックデザイナー。西脇市名誉市民。

幼少期に西脇でさまざまな超常現象を経験。死の世界に憧れを抱く。
神戸新聞社にてグラフィックデザイナーとして活動後、独立。1980年7月にニューヨーク近代美術館にて開催されたピカソ展に衝撃を受け、その後、画家宣言。以来、美術家としてさまざまな作品制作に携わる。
三島由紀夫に出会い三島の「聖俗一体」的言動に触発される。三島の死をきっかけにその後の15年間をオカルティズムや神秘主義まで包括した精神世界に傾斜してゆくが、それらが大いなる錯覚だったと気づき「私」の探求の延長線上で絵画に出会う。精神世界と絵画は全く別の存在だと考えていたが、後にこの両者が自分すら知らない深いところで結びついていると感じるに至る。

向田邦子脚本によるテレビドラマ『寺内貫太郎一家』(1974年・TBS)では、倉田という謎の多い人物を演じた。長女の横尾美美も美術家。(Wikipedia)


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略歴


1936兵庫県西脇市に生まれる

1965東京で初個展。三島由紀夫と出会う

1969第6回パリ青年ビエンナーレ展版画部門でグランプリ

1970大阪万国博覧会「せんい館」のパヴィリオンをデザイン

1972個展(ニューヨーク近代美術館)

1973個展(ハンブルク工芸美術館)(1982年にも開催)

1974個展(アムステルダム市立美術館)

1976ヴェネツィア・ビエンナーレ『アウテンティコ・マ・コントラファット』展に出品

1981「画家宣言」、絵画制作を活動の中心とする

1984モーリス・ベジャールの『ディオニソス』(ベルギー国立20世紀バレエ団、 ミラノ・スカラ座公演)舞台美術を担当
1985パリ・ビエンナーレに出品
サンパウロ・ビエンナーレに出品

1989バングラデシュ・アジア・アート・ビエンナーレで名誉賞

1993ヴェネツィア・ビエンナーレ『トランスアクションズ・ペドロ』展に出品

1995毎日芸術賞受賞

2001紫綬褒章受章

2002個展(東京都現代美術館/広島市現代美術館)
多摩美術大学大学院教授

2003個展(京都国立近代美術館)

2006個展(カルティエ現代美術財団、パリ)

2008個展(世田谷美術館/兵庫県立美術館)
初の小説『ぶるうらんど』が泉鏡花文学賞受賞

2009個展(金沢21世紀美術館)

2010個展(国立国際美術館、大阪)

2011ウフィツィ美術館(フィレンツェ)に自画像が所蔵され、紹介展示
旭日小綬章受章
朝日賞受賞

2012神戸に横尾忠則現代美術館が開館

2013香川県豊島に豊島横尾館が開館

2014『ポスト・ピカソ』展に出品(ピカソ美術館、バルセロナ)
カルティエ現代美術財団30周年記念『ヴィヴィッド・メモリーズ』展に110点の肖像画を依頼され出品

2015『インターナショナル・ポップ』展(ウォーカー・アート・センター、ミネアポリス/ダラス美術館/フィラデルフィア美術館)
『ザ・ワールド・ゴーズ・ポップ』展(テイトモダン、ロンドン)


私見『夢見能力』

横尾少年が描く絵には、「夢見能力」の片りんがある・・
夢の虚像を写し取っているつもりでしょう。


だが、「魂の夢」は実像です。
過去、現在、未来が、混然一体となって夢に現れるだけ。