■電気柵感電 現場検証で漏電対策調べる
7月21日 12時02分NHK
静岡県西伊豆町で家族連れなど7人が川岸に設置された動物よけの電気柵で感電し男性2人が死亡した事故で、警察は、切れた電気柵の電線が川に入り漏電が続いたとみられることから漏電を防ぐ対策がどのように取られていたか現場検証して詳しい状況を調べています。
19日、静岡県西伊豆町で、2組の家族など合わせて7人が川岸に設置されていた動物よけの電気柵で相次いで感電し、川崎市宮前区の尾崎匡友さん(42)と、神奈川県逗子市の岩村知広さん(47)の2人が死亡5人が重軽傷を負いました。
警察は21日朝から現場検証を行い、当時の詳しい状況を調べています。
これまでの調べで電気柵の電線の一部が切れて川の中に垂れ下がり漏電したとみられていますが、警察によりますと、事故直後、救助に向かった人は「川の水がビリビリして近づけなかった」と話し、そのあと電気柵の所有者が電気を切ったあとは、川の中に入ることができたということです。
警察は当時、切れた電線から漏電が続いていたとみて、漏電時に電気を遮断する安全装置が設置されていたかどうかなど、安全対策がどのように取られていたか、詳しく調べています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150721/k10010160751000.html
【関連】
■経産相 電気柵感電で全国に注意喚起の通知へ
7月21日 11時39分NHK
静岡県西伊豆町で川岸に設置された動物よけの電気柵で感電した男性2人が死亡した事故を受けて、電線の管理を所管する宮沢経済産業大臣は、21日にも全国の関係部局に注意喚起の通知を行うことを明らかにしました。
この事故を受けて、電気事業法に基づいて電線の管理などを所管する宮沢経済産業大臣は21日の閣議後の会見で 「危険だという表示や漏電があった際に電流をとめる装置の設置など適切な措置が講じられていなかった可能性があるという報告を受けている」 と述べました。
そのうえで、農林水産省など関係省庁と連携して、21日にも全国の関係部局に注意喚起の通知を行うことを明らかにしました。
経済産業省は今回の事故を受けて、現地に職員を派遣して法律に定められた対策が取られていたかどうかなど調査を行っています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150721/k10010160661000.html
【私見】
電気柵や基本的な電気知識の無い老人が、見よう見真似で自作したと思われます。
推測すると・・
数日来の台風の影響で付近の沢は荒れていたようです。
暴風で電気柵が壊れ、断線して川に浸かって「人間との電気回路が形成された」のでしょう。
「漏電遮断器」が正常に設置されていない。(まさかの直つげ?)
正常なら漏電したら自動で遮断します。
高圧電線工事の屋外活線作業(通電したままの作業)は、雨ならば中止します。
水に濡れての感電は死を意味します。
低電圧(家庭100V)でも危険です。
どれだけ身体に電流が流れたかで決まります。
水に濡れると体表面の抵抗値は下がり、電流値が高くなるからです。
何も知らないで電線を掴んだ孫は、手が溶断している。
もらい事故です。
合掌