■「敬神愛人」 西岡武夫前参院議長の参院葬 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。





とんだ時代に生まれ合わせました。


市街を歩くと・・

原発犠牲者の臭いが漂ってくるように思いますが、さにあらず。

通り過ぎる人々の相貌に怖れは見得ません。


ぞっとします。

自分の居る世界は、生ける亡者たちの世界かと。



何時の頃からか、テレビを点けるのが苦痛になりました。

突然画面に晒される顔が、その原因です。

「邪気」を感じるからです。



「敬天愛人」 とは、天を敬(うやま)い人を愛する。

薩摩藩の西郷隆盛が好んで揮毫した言葉です。



子どもの頃感じた、心の温かい大人たちは何処に行ってしまったのか?

「敬神愛人」の精神を大切にしていた。

しかし、廃れてしまいました。

現在の悪鬼、邪気の輩には、その精神は無い。



その精神を大切にしている人々が去った時、諸神天神は去ります。

つなぎ止めているのは少なからずの人々の献身です・・・と感じる。




生前の西岡参議院議長は、菅首相(当時)に強烈な諫言をなさいましたが、馬耳東風に聞き流されました。思想信条に於いて異なりますが、 国民の命を護ろうとする思いは伝わってくる諫言でした。

http://ameblo.jp/tarooza/entry-10951778699.html

真相を知悉する彼の眼光鋭い視線の中に、悲しみと怒りが感じられた。

よろめきながらも必死に議長席に就こうとする姿に、この人は、間もなく亡くなるだろうと直感しました。



彼は、黄泉の国に旅立ちました。

一人去り二人去り・・







短稿でした。


*BGM:Frank Sinatra - Nature Boy