突進する顔 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

若い頃、観光地にある町に住んでいました。

駅に向かうには、細い路地を歩きます。

ある日、

板塀沿いの路地を歩いていると、大きな門から乗用車が不意に飛び出してきました。

風圧を感じるほどの速度です。

運転している中年女性が、此方を見る気配はありません。

突進する顔 だけでした。


その日から、

その門構えの場所を通るときは注意していますと、前回同様に飛び出して行きました。

同じ女性です。


そして、

暫くしてその場所を通った時、事故を見ることになりました。

自転車(ママチャリ)がひしゃげて横倒しの前で、警察官と、かの女性が話しています。

被害者は、すでに救急車で運ばれた後でした。


奇妙な笑みを浮かべて、甲高い声で喋っています。

中年女性から感じたものは、「黒い情念の影」でした。


突進する顔が、

事故としてシンクロしました。

情念の捌け口にされないように、気をつけて下さい。あせる


短稿でした。