2012年6月25日(月)
とうとう来ましたー!待ちに待ったこの日がー!!
夫は不在で、夫の父母と私の3人で、国立がん研究センター中央病院へセカンドオピニオンの受診へ行きました。
13時から14時という限られた時間。。
何度も何度も頭の中で何を聞こうかシュミレーションをし、面談に臨みました。
名前を呼ばれ個室へ入ると、インターネットで見慣れた先生とひとりの看護師さんがいました。
悪性リンパ腫界で日本で3本指に入るといわれる名医なだけ、もう…なんというかオーラがすっごい、、お偉い方すぎて、私がしゃべりにくい苦手なタイプだぁ~。。
挨拶もほどほどに、さっそく事前に受付で渡しておいた質問事項の回答を、たんたんと、たんたんと・・・先生は述べていきます。
まず、、
診断は正しいのか?
正しい。悪性リンパ腫、T細胞、未分化大細胞型で、当院病理による診断と基本的に同様。(??基本的とはどういうこと~と思ったが聞けず、、)
ただ、夫とまったく同じ病型の人を過去診たことはないとのこと。。
治療方針は正しいのか?
正しい。とにかくがんを治したいという一心から、最先端といわれる治療に飛びつきたがる人がいますが、夫の場合も、CHOPを確実に施行することが最も重要と考えられる。
適応される臨床試験もあると思われるが、開発途上の治療なので、現段階で必ず効果があるとは決して言えない。
担当医もすすめている通り、CHOPで効果が見られない場合、Hyper-CVAD/MAへの治療変更もreasonableな治療選択と考えられる。(←ちょこちょこ英語を挟む、、)
予後について
予後はいいタイプ。若い人だと、5.6割は治りうる。ただ、脳脊髄液へ浸潤してしまったことは非常に残念。(??残念とはどういうこと~と思ったが聞けず、、)
再発する可能性は?
まず寛解まで持ち込むのが大変、大変と。(??大変とはつまり~と思ったが聞けず、、)
5月5日から止まらない高熱の原因は?
病気自体が高熱を出す。また感染症の疑いもあるのでは。
不妊のリスクは?
まず旦那さんの命のほうが大事でしょ!っと。(そりゃそうですけど、、)CHOPを中断して精子凍結保存をする方法もあるが、進行が速いためそれはまずないとのこと。(じゃぁ諦めろということっか、、)
国立がん研究センターへ転院できないか?
どこでやっても治療は同じ。やりだしたCHOPを最後まで現在の病院で行うべきだ。
今までの経緯についてのご意見
悪性リンパ腫かどうかの診断、どのようなタイプの悪性リンパ腫かの病理組織診断は難しい場合がしばしばあり、複数回の生検を要する場合がある。
初回のCHOP開始に前後して頭痛などの症状があり、髄液検査によって髄膜浸潤が判明したが、このようなことはリンパ腫では起こりうること。
以上!!
もぉー緊張しすぎて夫の父はトイレに立ってしまうほど(←あとで夫の母に大激怒される、、)
うちの担当医のほうがしゃべりやすいし、どっつきやすい(苦笑)。
それにしても、これでようやく私の心が晴れました
現在の病院で行っている治療も、診断も(当たり前ですが…)当たってました。
今までインターネットを活用し、自分なりに治療法を調べましたが、知識はないし、担当医の指示どおりの治療を受けるしか術がありませんでした。
しかし、この治療法で本当によいのか、ひとりの医師におまかせの治療選択でよいのかという疑問を感じてましたが、なかなかその一歩が先生に言えず。。
そんな中、参考になったのがみなさんの闘病記!ブログ!でした。
ブログの情報が一番プラスになりました!!
セカンドオピニオンは当たり前に行われていること!しなきゃダメだという勇気と自信を私に持たせてくれました!
ブログに助けられ、ブログに背中を押されました!
(まだこの頃は私自身ブログはしていなく、見るだけ専門でしたが、、)
本当に、みなさまのブログには感謝感謝です
これからもどうぞよろしくお願いします
悪性リンパ腫と闘う夫の妻ブログより