クローバー2011年9月


脇の下だけではなく、首の付け根にもシコリができ始める。


6日は血液検査、20日は血液検査とCTをするが、高値だった可溶性IL-2レセプターの数値も下がり特に大きな異常はないとのこと病院



クローバー2011年11月1日


途中ででき始めた首の付け根のシコリがいつの間にか消えたため、ただの炎症ならそのうち脇の下も消えるだろうという思いから、しばらく病院への診察を怠っていました。


しかし脇の下のシコリは一向に消えもしないし、痛みも相変わらずだったため久々に診察へ行くことに。


血液検査の結果、また特に問題なしということでいつもの痛み止めや炎症止めを処方されただけで、経過観察となりましたDASH!



クローバー2012年3月


相変わらずシコリは消えず、でも一旦小さくなったように思えたので、治ってきてる方向と思いまた病院通いを怠っていました。


しかし…!?よく脇の下を見てみると赤紫色に肌が変色をしているじゃないですか!?


全体的にではなく、斑模様に色が変わっています。まるでシコリの位置を確認しすぎて、指で青タンを作ってしまったような…。痛みも相変わらず。


とにかくすぐ病院。


13日は血液検査とCT、23日は血液検査のみ。


この頃から可溶性IL-2Rが5000以上の超高値を示すようになりました。


だが先生に赤紫色に肌が変わっていると伝えても、なぜか服を脱がして見ることは一度もありません、、。


薬にステロイド剤プレドニンを処方されるようになり、よく分からないまま飲み続けました。


計画出産を企てていた私たちにとって、この強い薬で身体に大きなダメージがでるんじゃないかと心配で仕方ありません。。


だんだんと不信感を覚え、耳にしたことのある『セカンドオピニオン』というものでもやりたいなと思うようになりました汗



クローバー2012年4月


この頃からだんだんシコリが3cm位の巨大化になり、さらに変形?!手の親指の第一関節くらいのモノが突起しだしました。


さらにさらに、左下の背中に丸いシコリがいくつもでき始めました。


3日、17日血液検査。


とうとう先生よりガン化するかもしれないと軽く言われました。


先生に背中のシコリのことを話しても、背中はリンパとは関係ないよ~。背中見るなら整形外科かな。と言い放ち、相変わらず服を脱がして見ようともせず、またその整形外科も案内をせず、飲み薬だけがどんどん増え、また経過観察となりました。


脇の下を切る自信がないなら他の病院紹介してよー!!と思うようになり、夫に先生にそう言って!!と言っても、その先生にすっかりなついてしまい、他の病院に行く気がありません(というより、怖い検査でもして、怖い結果を聞くのがきっとイヤなんでしょう…)。


この夫の態度、先生の対応、重なる診療代と、よく分からない薬と薬代、私の仕事が忙しく病院に付き添えない自分&会社に…とにかくいろいろな事にイライラMAXむかっ


▼左側の背中のシコリ。数個あるのが分かります。
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クローバー2012年5月2日


キター!!ようやく先生より、脇の下のシコリ取りごろだねぇ~♪と言われ、生検=突起したシコリの組織の一部を採取し形態や性質を調べることが決定しました。ようやく決着がつきます。手術日は5月9日ラブラブ



クローバー2012年5月5日


GWのためだいぶ前より予約をしていた明日出発の福島のハワイアンズに行くため荷造りをしていると、夫がすごくだるい、風邪引いたかもと言いながら夜9時半に会社から帰宅。熱っぽいが体温計を計るのが怖いと硬くなに拒否をされる。熱以外の風邪の症状(鼻水とか咳とか)は全く無いが、昔病院から処方されたPLとロキソニンが家にあったので、それを飲み就寝。


明日からプール三昧になるので、もし朝熱が下がっていなかったら中止する予定注意



クローバー2012年5月6日


朝になり夫に調子を聞くと、もう治った!!と元気に言うので熱を計らずそのまま福島へ出発。


ハワイアンズに到着してもいつも通りだったため、プールのウォータースライダーを10往復もし散々遊ぶ♪しかし…


夕方頃になるとまただるいと言い出す。部屋に戻り夫のおでこを触ると…!!?ひぃーチリチリに熱い!!確実に38℃以上はある!!


急いでホテルのフロントへ行き風邪薬のルルをもらい、体温計も借りる。


計るとなぜか36℃!?…なんだぁ気のせいか。イヤ…この体温計壊れてる、、と思いつつも、“病は気から”の通り夫が少し回復し夕食のブッフェを散々食べ、ビールを飲み、また部屋に持ち込んだビールも飲み干し就寝ビール


▼ふらふらになりながら見たフラダンス
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クローバー2012年5月7日


朝、夫を触るとまだチリチリに熱い…どうしよぅ。。今日はプール入るのやめよう!!と言ってもせっかくきたからと水着に着替え始める。


さすがにだるいようで、今日のウォータースライダーは私一人で遊ぶ。


帰宅後から体調が急激に悪化する。熱を計ると案の定38℃以上あった。PLもロキソニンも数時間効くが、効果が切れた途端高熱になり苦しみ出す。


なんでこんな状態でプールなんかに入らせてしまったのか、そもそも旅行に行ってしまったのか…夫の性格上もったいないから、と言って無理するにきまっているのに、分かってあげれなかった自分にホント嫌気が刺すくもり



クローバー2012年5月8日


風邪にしてはおかしすぎる…そもそも風邪で38℃以上も出るか!?肺炎?インフルエンザ?


そもそも明日9日に病院で生体検査をするため、今日は病院へは行かずに家で耐える時計



クローバー2012年5月9日


なぜか今日は熱が下がっており、と言っても37℃台。先生に伝えると、大丈夫でしょ!ということで手術がはじまる。


手術室に入り右脇の下に局部麻酔をし、3cm位皮膚を切り、シコリを取り除く。コロッと玉のように出てきたとのこと。病院&注射大嫌いな夫は本当にがんばったと思います。


ただまた帰宅後から高熱を出し苦しみ始めます。熱冷ましの薬をもらってこなかった事を酷く後悔…。まだ家にある残った薬を使用しなんとかしのぎますカゼ


▼痛々しい生検の手術箇所。赤紫の斑模様な皮膚の変色も分かります。
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クローバー2012年5月10日


今日は昨日の切った箇所の消毒とCTを撮りに通院。夫の母が病院まで車で送ってくれました。


この日も病院へ着いた途端熱が下がったため、特に症状を先生に伝えず。


また帰宅後から38℃を超える高熱にうなされ始めます。どうして先生にきちんと言わないのか、薬をもらってこないのか、夫を強く問い詰めますが返答もできないほど苦しもがき始め、症状がだんだんと悪化をしていくのが目に見えて分かるようになりますしょぼん



クローバー2012年5月11日


朝になると平熱に下がっていたため、無理やり夫は会社へ行きました(今日を境に休職に入ることとなります…)。


この大きな波のある熱の出方は一体なんなんだ、、私は会社で仕事をしていても、夫の体調が気がかりで全く仕事に集中ができません。まさか…まさか本当にガンではないよね?!4月に先生からガン化するかも~とあいまいに軽く言われていたことをふっと思い出しました。いろいろ私の中で先生を信頼できていなかった為、もちろんその発言も信じておらず、今日までずっと忘れていました。


会社のPCでこっそりガンのことを調べました。『リンパ ガン』で検索。ずらっ~と“悪性リンパ腫”というガン名が出てきました。なんだぁ?このガンは???


症状を読んで愕然。まさに今の夫の症状でした。


 1)38℃程度の熱が何度も繰り返す。


 2)リンパ節が大きく腫れて、体の外から触れることができる。


他、体重の変化や疲れやすさなどは気が付かなかったが、とにかくこの2点がぴったりでした。


身体の奥から振るえが走り、いても立ってもいられず即、夫の母にメールをしました。


家に帰ると見るのも耐え難いほどすでに帰宅していた夫が熱でうなされていました。この日頃からひどい頭痛も起きるようになり、左足の太もももパンパンに腫れだしました。


夫の母も駆けつけてくれ、明日12日土曜日だが以前夫の母が勤めていたT病院の血液内科の先生が見てくださるとアポを取ってくれ、行こう!!ということになりました病院


▼左足の太もものほうが右足より腫れています。
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クローバー2012年5月12日


朝一でT病院へ夫の母と3人で行きました。血液検査、エコー、レントゲンを行うがこれだけの検査では結果はグレー。だが、悪性リンパ腫の説明を先生はし始める。今は40%の割合で生存しているから、まだ若いし大丈夫だろう!と微妙な励まし…。


とにかくその通院している病院で生検をしたのなら、そこで白黒つくのだから、ここでジタバタしても仕方ないじゃないか!!とのこと(そりゃそう…)。夫の担当医はすごく立派な先生で信頼していいから!!大丈夫だから!!と強く言ってくれました。


現在、右脇下のシコリは生検で取り除いたため、残り左背部に250×28×12.4mm大の腫瘤と、その周囲に18.7×14.2×5.8mm他、数個もエコーで発見された。もらった超音波検査報告書に悪性リンパ腫s/oという記載があった。


今日処方された熱冷ましのカロナールを飲みM病院の生検の結果を待つことにダウン



クローバー2012年5月14日


担当医より直接夫の携帯に連絡が入る。生検の結果が出たと。悪い結果だったと(ビビリ屋の夫はここで病名を聞けず…)。至急病院に来てくれとの内容だったが、その至急というのがなぜか2日後の5月16日。。。


(なぜこの日に病院に行かなかったのか、先生を説得しなかったのか、今現在も後悔でいっぱいで夢にも出てくるし、寝る前に必ず思い返す日の恒例となりました。)


夫よりそう先生から電話がきたと会社にいた私に連絡があり、ガンだと確信した私は絶望のあまり会社の非常階段でわぁーわぁー泣き喚きました。


家に帰るとビニール袋に入ったままの『がんとお金の本』(黒田尚子 著)と、『ガンが消える食べ物事典』(済陽高穂 監修)の2冊が置いてありました。


昼間は少し元気だったようで本屋に一人で自転車に乗って買いに行ったようです。『ガンが消える食べ物事典』を見て……涙が込み上げてきました。


私…まったく栄養を考えた食事を与えていなかった。好きなものを食べて、楽チンに作れるもの作って…、毎晩毎晩会社が終わるのが遅く、夫より後に帰宅することも多々あり、かなり食事を手抜きしていました。お酒大好きな私たちは、晩酌もしょっちゅう。二人で居酒屋を夕食にすることもよくありました。


私のせいでガンになったんだ…。自分の不甲斐なさにたまらなく自己嫌悪に陥りました。


夫はガンを治したいと思っている、、だから辛い体調の中、本屋にわざわざ行き滅多に買うことのない本を買い。。。


熱でもがき苦しむ夫の顔を見て…ごめんね、ごめんねと涙し心の中で謝り続けました…しょぼん


悪性リンパ腫と闘う夫の妻ブログより