【映画】「エクソダス:神と王」を観た。 | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。

 

 

 

 

 


エクソダス:神と王 (IMAX 3D)
鑑賞日: 2015年2月9日(月)
映画館: ユナイテッドシネマとしまえん

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 




原題: Exodus: Gods and Kings
製作年/国: 2014年/アメリカ
上映時間: 150分
監督: リドリー・スコット
製作: ピーター・チャーニン、リドリー・スコット、ジェンノ・トッピング、マーク・ホフマン
製作総指揮: マイケル・シェイファー
脚本: アダム・クーパー、ビル・コラージュ、ジェフリー・ケイン、スティーブン・ザイリアン
出演: クリスチャン・ベール、ジョエル・エドガートン、ジョン・タトゥーロ、アーロン・ポール、ベン・メンデルソーン、シガニー・ウィーバー、他
あらすじ: 神様が怒ります。

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好き度: ★★★☆☆ 3.5/5.0点



神様ぁぁ!本気だしすぎぃぃ!



リドリー・スコット最新作『エクソダス 神と王』、IMAXで観てきましたよ。割と楽しかったです(´∀`) 十戒まわりの旧約聖書はさらっと頭に入ってる程度な感じ、「十戒」関係の映画は未見、ま、こんな感じのスタンス。150分もあったなんて見た後気づきました。ぜんぜん長くは感じませんでした。

モーゼとラムセス

 

 




とにかく、話題にもなってますが、「十の災い」描写の容赦ないディザスタームービーっぷりがとても最高でした。ほんとにこうやって見ると、神様、そこまでやりますか?って感じのマジ鬼畜っぷりを発揮しております。なんというか、俺たちとは違う次元でなにかとんでもないことが起きてる感が容赦なく襲い掛かってくる感じと、それがしっかりビジュアルとして体感できるおもしろみがあって、まぁこういっちゃぁ問題ありかもしれませんが、そこまでするかっていうバカ感というか、マンガっぽさ、ケレンのある十の災いでございました。

素晴らしい掴みのワニ

 

 




ワニが人間を襲いまくって、川が血に染まるというところから十の災いがスタートするんですが、このワニの掴みがほんと素晴らしかったです。人間踊り食い状態で、血に染まった海もとてもきれいでした。ワニワニパニック映画を誰かに作ってほしいくらい、ワニはとても映画的な生き物だなぁと思いました。あとワニの量もよかったんですよね。『ピラニア3D』のごとく、『ワニ3D』をはやく観たいです。

血で川が染まってます

 

 

 

 

 




血で川が染まったことで、魚が死んで、そこで虫が大量発生して~みたいな一応説明可能な流れがちゃんとできてましたな。そのあとも、イナゴの軍勢がきたり雹が降ったり、神様はやりたい放題でした。

雹、痛そう

 

 

 


そこから最も神、鬼だな…と思ったのがやっぱり子供を殺すところまで行くというところ。これにはラムセスもモーゼも引いてましたな。子供が死ぬ描写がすごくて、暗ーい闇がちょっとずつやってきて、子供たちの息の根がとまり、、村中から悲鳴が聞こえるというこの鬼描写。ここは正直、見ててきつかったっすよ('A`)

ラムセスの子供も神に殺されちゃいました。

 

 




そこから、モーゼはエジプトから出されまして、しかしラムセスはモーゼを殺そうと追うという、あの海割れに向かって行くわけですが、今回はなんと海は割れず。ドデカイ潮の満ち引きという再解釈でそれなりにリアリティのある感じで描写されてました。

潮が引いてるうちに渡ります

 

 




しかしラムセスたちがきたら突如大波キタ――(゚∀゚)――!!

 

 




この大波シーンはほんとすごかったですよ。特にIMAXで観たのでまじでこっちまで波に飲み込まれそうな感じでした。波が来てるけどでもお互い引かずに立ち向かうあたりの空の色調といい、雷の音、大波のケレンととんでもない異世界感があって最高のばめんだったんじゃないかと思います。

この空の色調がとってもよかった

 

 




でもどうせなら、このVFXの技術で観る海割れは正直観たかったですね~

まぁとにかくディザスター映画としてまずすげぇおもしろかったのでとても楽しめました。お話はまぁダイジェスト感がいなめないのと、淡々と進んでいくので、お話自体はそんなにおもしろくはなかったかな~。まぁでも同じ映画監督でも違う道を進んでいったリドリー・スコットとトニー・スコットがモーゼとラムセスに見えなくもないな~と最後の「我が弟トニー・スコットに捧ぐ」って出たときに思いました。まぁそれにしても神様、そこまでせんでも…と思いました。



おわり




 

 


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