『シティ・オブ・メン』
やっと観れました。
パウロ・モレッリ 監督の『シティ・オブ・メン』
てかさ、新作DVDで、うちの近くのビデオ屋には在庫が一本しかないんだもん。
昨日、別なの借りに言ったらたまたまありました。
一ヶ月の悲願です。
この映画はフェルナンド・メイレレス監督の撮った「シティ・オブ・ゴッド」の姉妹作となる映画。
ちなみに、『シティ・オブ・ゴッド』はこんな感じ。
どちらもブラジルのスラム街に住む若者たちの話。
「世界一、陽気な地獄」とうたい文句にあるとおり、シティ・オブ・ゴッドは、子供たちが大人たちを、そして子供たちのギャングを銃で殺して殺されて、スラム街のトップを争う権力闘争の話、俗に言う「ミナゴロシ映画」なのに対して、『シティ・オブ・メン』は、世界一、陽気な地獄であることは、間違いないんだけど、権力闘争が主軸だった、~ゴッドに対して、父親がいないラランジーニャという青年と、父親になる自覚というか心構えができてない内に一児の父になってしまったアセロラ、その二人の青年が、友情を知り、家族を知り、愛を知り、大人になっていくというヒューマンドラマになっていました。
少しネタバレになりますが、
ラランジーニャと、その父親が初めて出会い、一緒に暮らすシーン、特にラランジーニャの誕生日のところは最高に素敵でした。
シティ・オブ・ゴッドは、いままで観た、最高の映画の一つだなと思ってるんで、~メンはどうかな、微妙だったら嫌だなと思ってましたが、こちらも全然趣の違う素敵な作品でした。
なお、残酷なのは無理という方はシチ・オブ・ゴッドはオススメできません・・・
ただ、シティ・オブ・メンの方は、大丈夫です。
よかったら見てみてください。
ボクはこれからもう一度観たくなったので、シティ・オブ・ゴッドの方も借りに行こうかと思います☆
ちなみにどちらも、音楽が最高にかっこいいですよ☆