森林限界 聴こえるか? 風の声が 狭間に浮かぶ ここは空と大地のあいだ 森林限界を超え なおも歩みを止める術を持たない キミが ボクの前から いなく な る 下界に浮かぶ町の明かりを 綺麗だと思わない人もいるってことを知っておいてほしい 見下ろした所で ただ 水平線だけ が 笑って い る 女神はただ微笑み 横たわっている 湖畔 命は倒れることも知らず 鏡に剣を突き立てるように やがてボクの波紋も 消えていくのだろう いつものように