今日はキング牧師の誕生日ということで祝日でした。
厳密には1月15日が誕生日らしいのだが、一応1月第3週月曜日を祝日と定めることとなっています。
''I have a dream.''で有名なキング牧師の演説が行われたのは、1963年8月のこと。
53年半前の話しです。
黒人差別については、オハイオでは私はそれほど感じません。
ただ、その一方で、現実的にほとんどの黒人は差別を感じていると聞きます。
おそらく、白人の多くは差別意識は持っていないように思います。
しかし、黒人が犯罪を多く犯しているという意識はあるように思います。
それでも、おそらく昔に比べればよくなったのでしょう。
しかし、イスラム教徒に対しては、私でも露骨に差別を感じることがあります。
例えば、スーパーから出る時、イスラム教徒は必ずと言っていいほど、商品やレシートを店員または警備員に細かくチェックされています。
同じ外国人でも、私のようなアジア人はターゲットにはなっていないです。
私も最初はたまたまかなと思っていましたが、いつも意識して見ておりましたが、イスラム教徒を警戒していることは間違いないです。
私でも感じるのだから、当の本人たちが差別的な意識を感じているのは、当然だと思います。
確かに、近年の国際情勢から、テロの多くはイスラムが関連しております。
警戒するのは致し方ないですが、やり方が露骨なのです。
いくら黒人差別が緩和されても、根本的な問題はまだ残存しているのかなと思っています。
結局国の中枢が変わらなければ、この問題は解決しないと思います。
ついに今週金曜日の20日12時を持って、政権が交代します。
国全体の不支持率は過半数を超えているらしいのですが、結果的には国が定めるやり方によって決められた訳です。
一体どうなってしまうのでしょうか。