「挑戦」すること | 医療とバレーボールとアメリカ留学記

医療とバレーボールとアメリカ留学記

2016年5月9日からアメリカオハイオ州のオハイオ州立大学に留学することとなりました。日本では埼玉の大学病院でリウマチ膠原病内科医をしていました。冨永こよみ選手を中心に上尾メディックスを応援しております。これからは基本的には留学中の日記が主となります。

私は「挑戦」という言葉が大好きです。

ただ、よくよくこの言葉を読み解くと、要は「戦いに挑む」です。

つまり、戦うことは常に挑戦な訳です。

挑戦というからには、楽な出来レースは戦いではない訳です。


実はちょっと驚きの事実を知りました。

いよいよ名古屋で行われる学会も明日に迫りました。

先日、沖縄の合宿で知り合った仲間達も何人か学会で発表します。

そこで仲良くなったまだ研究を始めて1年足らずで、医者になってからもまだ4年目の女の子が、驚いたことに国際部門で発表するらしいのです。

国際部門は発表も質疑応答も全て英語です。

だいたいここで発表するのは内容もレベルが高く、何と言っても英語が出来なければなりません。

私は過去にアメリカの学会で発表したことがありましたが、あれはポスター発表であり、口頭発表は大人数の前で発表するだけでなく、その前で英語の質疑応答もしなければならないため、英語が出来ないと大勢の前で恥をかくことになります。

だから、私はこのレベルに参加するのは留学した後と決めていたのですが、まだ留学経験どころか研究経験も短い彼女が参加したことは本当に驚きました。

また、もう一人沖縄で知り合った人が英語で発表します。

私は戦う前から逃げていました。

こうやって早くから「挑戦」することで将来的に大きな差になるものです。

今回は口頭発表ではあるものの、今になって思えば挑戦してもよかったかなと、こういう人達を見て思いました。

でも、まだまだ先がありますので、それを糧にして私も今後は積極的に「挑戦」したいです。